定期公演 2022-2023シリーズAプログラム 第1962回 定期公演 Aプログラム ファビオ・ルイージ首席指揮者就任記念 ヴェルディ/レクイエム
イタリア人の指揮者がN響の首席指揮者に就任して最初に選んだのがヴェルディのレクイエムで、何だかベタな選曲である。
なので、ほぼ満員の盛況となった。
歌手が実力者揃いで聴いていて心地よいし、ファビオ・ルイージの端正な指揮が新鮮に感じられる。
経歴を見ると、結構気難しい人のようなので、運営側には注意が必要なのかもしれない。
さて、傑作中の傑作とも言うべき「レクイエム」だが、例によって、「傑作の欠点」を見つけた。
それは、VI.永遠の光をとVII.われを許したまえ の構成である。
前者がメゾ・ソプラノ、テノール及びバスの3人で歌われるのに対し、後者(最終曲)はソプラノと合唱で構成されていて、ここにアンバランスがあると思うのだ。
つまり、VII.では、ソプラノ以外の歌手がずっと座っていて、そのままラストを迎えてしまう(逆にViI.ではソプラノ歌手が1人だけ座っていて寂しそう)というのに違和感を感じるのである。
やはり、最後は全員が合唱に参加するのが座りがいいし、盛り上がることだろう。
・・・というのは100%素人の感想である。
イタリア人の指揮者がN響の首席指揮者に就任して最初に選んだのがヴェルディのレクイエムで、何だかベタな選曲である。
なので、ほぼ満員の盛況となった。
歌手が実力者揃いで聴いていて心地よいし、ファビオ・ルイージの端正な指揮が新鮮に感じられる。
経歴を見ると、結構気難しい人のようなので、運営側には注意が必要なのかもしれない。
さて、傑作中の傑作とも言うべき「レクイエム」だが、例によって、「傑作の欠点」を見つけた。
それは、VI.永遠の光をとVII.われを許したまえ の構成である。
前者がメゾ・ソプラノ、テノール及びバスの3人で歌われるのに対し、後者(最終曲)はソプラノと合唱で構成されていて、ここにアンバランスがあると思うのだ。
つまり、VII.では、ソプラノ以外の歌手がずっと座っていて、そのままラストを迎えてしまう(逆にViI.ではソプラノ歌手が1人だけ座っていて寂しそう)というのに違和感を感じるのである。
やはり、最後は全員が合唱に参加するのが座りがいいし、盛り上がることだろう。
・・・というのは100%素人の感想である。