Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

ターゲット変更

2022年09月21日 06時30分45秒 | Weblog
「森氏に200万円」AOKI前会長証言でも特捜部が動きにくい「ある事情」とは
 「今回の“見舞金問題”に関し、元財務省官僚で弁護士の山口真由氏が情報番組「ゴゴスマ〜GOGO!Smile!〜」(TBS系)に出演して、興味深い発言をしている。山口氏が言うには、
「特捜ってもともと旧田中派、(現)平成研究会の田中角栄、竹下登とか、金丸さんとか、そこらへんが特捜の牙にかかることが多くて、清和会系は特捜の捜査から免れてきたと言われてきたんですね。安倍さんのお父様はじめ、森さんもそうですけど」
 さらに、森氏の捜査については、
 「森さんを今回、本当に特捜が対象にしているのだとすると、権力構図が大きく変わって、権力を撃ちにいく特捜というのが、戦いの対象を平成研究会から清和会の流れに変えたのか。森さんまでやるのかどうかはかなり注目されると思うんですけど」
 と読み解いてみせた。


 山口氏が指摘するとおり、過去、特捜は田中派・旧経世会所属の議員(小沢一郎氏を含む)をターゲットにしてきた。
 この集団が政界で長らくヘゲモニーを握ってきて、金権政治を主導してきたという経緯もあるが、それだけではない。
 おそらく、この集団は、”官の秩序”を破壊する傾向を有していたために、特捜のターゲットにされたのではないだろうか?
 具体的に言うと、田中氏は大蔵省への人事介入(財務省人事、歩んできた政治介入排除の歴史)、金丸氏はグリーンカード法の骨抜き化(【高橋洋一】政治家も恐れる「財務省の暴力装置」 - “政界のドン”金丸信が消された本当の理由 ~日本再興戦略 現代日本論「経済と官僚」編|藤井厳喜×高橋洋一)、小沢氏の全盛期には通産省への人事介入(通産省4人組事件)といった風に、ターゲットにされた旧経世会系の政治家は、”官の秩序”を侵犯した”前科”をもっている。
 安倍氏に至っては、タブー中のタブーである検察人事に介入しようとしたのだから、存命であればターゲットになってもおかしくはなかった。
 それが、今では森氏が代わりのターゲットになっているように見えるのである。
 さて、特捜は、「身代わり」のような森氏に対して、どこまで本気でやるのだろうか?
 
コメント
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