Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

傑作の欠点(3)

2022年09月22日 06時30分52秒 | Weblog
第621回定期演奏会 ダニエル・シュニーダー:聖ヨハネの黙示録(日本初演) ブラームス:ドイツ・レクイエム 作品45

 読響の定期演奏会の演目が興味深い。
 「聖ヨハネの黙示録」と「ドイツ・レクイエム」という、合唱付きの曲2つである。
 また、ソロの歌手は、2曲ともソプラノとバリトンの2人なので、ソプラノ=ファン・スミさんとバリトン=大西宇宙さんは、2曲とも出演ということになる。
 ということで、選曲の理由が分かる。
 さて、「レクイエム」と言えば、N響の新指揮者就任記念公演の初回がヴェルディの「レクイエム」だったが、その直後に読響が、「ドイツ・レクイエム」を、しかもN響のときと同じ新国立劇場合唱団と演奏するわけである。
 なので、N響と読響がコラボしているのか、あるいは対抗しているのか、どちらかと考えるのが普通である。
 セバスティアン・ヴァイグレの指揮は、エネルギッシュというよりは「攻撃的」といった方がよいくらいで、演奏者にとびかかっていきそうな勢いである。
 「ドイツ・レクイエム」では、ほぼ歌詞に合わせて口を動かしており、この曲への思い入れの強さが分かる。
 さて、例によって「傑作の欠点」(傑作の欠点傑作の欠点(2))を見つけた。
 モーツァルトやヴェルディの「レクイエム」の歌詞はラテン語であり、比較的母音が多いのに対し、「ドイツ・レクイエム」はドイツ語であるため、子音が多く、ゆえに破裂音(k、t、pなど)も多くなる。
 そうすると、「クハー!」「トゥハー!」「プハー!」などと発音しなければならないため、どうしても”飛沫”が多くなるのだ。

日本人には難しいドイツ語の子音ランキング
第4位 [k] [t] [p]
無声軟口蓋破裂音、無声歯茎破裂音、無声両唇破裂音の破裂音三兄弟が同率4位にランクイン。決してめんどくさくなったわけではありません。
・・・ka ta paと書かれていた場合、「カ」「タ」「パ」というよりは、(無理やりカタカナで書くなら)「クハー!」「トゥハー!」「プハー!」のほうが近いです。

コメント
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