海外の人が怖がっている日本あるあるが意外すぎる!
受験勉強・過労死「・・・怖いっていう感じなんだね。・・・『自分の人生は自分のもの』みたいなさ、感覚は普通にあると思うんだけどさ、・・・何かのために自分の全てを捧げる的なさ、感じだと思われてんのよ。日本の人って。・・・失敗したら腹を切る、みたいな。」(8:56~)
日本社会の暗部を鋭く突いた指摘である。
この、「お前以外のもの(国、カイシャ、親、etc.)のために身を捧げよ、それに失敗したら責任を取れ!」という指示を執拗に行ってくるのは、フロイト流に言えば「超自我」であり、私見では réciprocité(レシプロシテ:相互依存、互酬性)である。
これが、子どもに対しては「受験勉強」、大人に対しては「過労死」という、悪質なバトルロイヤルを強要してくる。
これをいまだに克服出来ていないというのが、日本社会の現状なのだろう。
だから、新年早々、こういう現象(旧統一教会は2023年もせっせと献金募集 コロナ死盛り込む最新動画で使命感誘う)が起こっているのだろう。
”自分以外の何かに身を捧げる”、「使命感」に乗っかりやすい日本人は、この種の集団の格好のターゲットになるわけだ。
だが、かくいう私も、どうやら自分の思考・行動の半分以上が、”オリジナル”なものでないように感じている。
ときどき、自分の中に巣食っている「欲望」がほぼ全部他者の欲望であることに気付き、愕然とするのである。
ラカンによれば、どんな人間においても「欲望は、他者の欲望である」(斎藤環「生き延びるためのラカン」第3回)のだから、オリジナルな欲望などないことになるのだ。
ということは、「ニッポン怖い!」と言っているフランス人も、他人事として批判している場合ではないのだ。
受験勉強・過労死「・・・怖いっていう感じなんだね。・・・『自分の人生は自分のもの』みたいなさ、感覚は普通にあると思うんだけどさ、・・・何かのために自分の全てを捧げる的なさ、感じだと思われてんのよ。日本の人って。・・・失敗したら腹を切る、みたいな。」(8:56~)
日本社会の暗部を鋭く突いた指摘である。
この、「お前以外のもの(国、カイシャ、親、etc.)のために身を捧げよ、それに失敗したら責任を取れ!」という指示を執拗に行ってくるのは、フロイト流に言えば「超自我」であり、私見では réciprocité(レシプロシテ:相互依存、互酬性)である。
これが、子どもに対しては「受験勉強」、大人に対しては「過労死」という、悪質なバトルロイヤルを強要してくる。
これをいまだに克服出来ていないというのが、日本社会の現状なのだろう。
だから、新年早々、こういう現象(旧統一教会は2023年もせっせと献金募集 コロナ死盛り込む最新動画で使命感誘う)が起こっているのだろう。
”自分以外の何かに身を捧げる”、「使命感」に乗っかりやすい日本人は、この種の集団の格好のターゲットになるわけだ。
だが、かくいう私も、どうやら自分の思考・行動の半分以上が、”オリジナル”なものでないように感じている。
ときどき、自分の中に巣食っている「欲望」がほぼ全部他者の欲望であることに気付き、愕然とするのである。
ラカンによれば、どんな人間においても「欲望は、他者の欲望である」(斎藤環「生き延びるためのラカン」第3回)のだから、オリジナルな欲望などないことになるのだ。
ということは、「ニッポン怖い!」と言っているフランス人も、他人事として批判している場合ではないのだ。