初心者でも分かる!今期最高クラスの名局、王将戦第1局ハイライト(藤井聡太王将ー羽生善治九段 第72期ALSOK杯王将戦七番勝負 主催:毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社、日本将棋連盟)
将棋ファン垂涎の顔合わせ。
解説のとおり、57手目(6分35秒付近)の「6五歩」が決め手のようだ。
そうなると、その前の、羽生さんの56手目「7四歩打」が敗着ということになるが、これが摩訶不思議。
というのも、この手はプロでも「普通の手」に見えるので、羽生さんも「敗因が分からない」と首をひねるわけだ。
真相は、殆どのプロが「悪手」であることに気付いていなかっただけのようだ。
つまり、常識を疑う姿勢が勝ちを導いたということである。
ちなみに、結果論だが、羽生さんの「9四歩」は不要不急の一手で、代わりに「6二金」とでもしておけば、藤井さんの攻撃は成立しなかったと思われる。
ほんのわずかなスキだが、これを見逃さない藤井さんは恐ろしい。
将棋ファン垂涎の顔合わせ。
解説のとおり、57手目(6分35秒付近)の「6五歩」が決め手のようだ。
そうなると、その前の、羽生さんの56手目「7四歩打」が敗着ということになるが、これが摩訶不思議。
というのも、この手はプロでも「普通の手」に見えるので、羽生さんも「敗因が分からない」と首をひねるわけだ。
真相は、殆どのプロが「悪手」であることに気付いていなかっただけのようだ。
つまり、常識を疑う姿勢が勝ちを導いたということである。
ちなみに、結果論だが、羽生さんの「9四歩」は不要不急の一手で、代わりに「6二金」とでもしておけば、藤井さんの攻撃は成立しなかったと思われる。
ほんのわずかなスキだが、これを見逃さない藤井さんは恐ろしい。