Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

観ていない映画について語る(3)

2024年04月26日 06時30分00秒 | Weblog
 「クリスマス・イヴを家族と祝う男の家を突然訪ねてくる元恋人の頼みとは?
クリスマス・イヴ。妻子とともにイヴを過ごすべく、タクシー運転手のヤヌシュが帰宅する。子供たちの為にサンタクロース役を演じたりと仲睦まじい家族の時間を過ごすが、その夜遅くヤヌシュの自宅に元恋人の女性エヴァが現れ、ヤヌシュに失踪した夫を一緒に探してほしいと訴える......。

 「デカローグ3」は、「4」とは「祝祭日と演技する女性」という共通の主題で結ばれている。
 クリスマス・イヴに、元不倫カップルが一方の配偶者を捜索するという話なので、「モーセの十戒」で言えば、「安息日順守違反」及び「姦淫禁止違反」に該当するだろう。
 「4」は、1~4の中で最も展開が読みづらく、それだけに面白い。
 その理由は、エヴァの属性、すなわち「演技性人格障害」にあるのではないかと思う。
 エヴァは、自分に構って欲しいためか、やたらと嘘をつく、要するに面倒くさい人物なのである。
 エヴァ役の小島聖さんは、この劇場では一昨年の「夜明けの寄り鯨」(25年前(1))以来の出演だと思うが、この種の”展開が読めないストーリー”には格好のキャラクターという気がする。
 言っていることが本当なのか嘘なのか、直ちには見分けがつかないのである。
 さて、私が映画に絶対出て来ると予想するのは、
 「エヴァを乗せてヤヌシュが運転するタクシーが、どんどん速度を増していってクラッシュするシーン
であるが、映画ならではの、ドライブ・レコーダー的な映像が用いられているのではないだろうか?
コメント
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