パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

彼らも必死なんだろうけれども

2010年04月29日 22時16分02秒 | Weblog
この時期、からっと晴れた空に映えるのが新緑
本当にきれい
なんでこんなに心をいやしてくれるのか
不思議な気さえする

新緑は言わば葉っぱの赤ちゃん
人は赤ちゃん、幼いもの、弱いものをみると自動的に
どこかかまいたくなるというか
無関心ではいられないようだ

この楽しみの新緑
我が家の庭、株立ちのアズキナシが前から少し変だった
4本中3本が新しい芽が出ているような、出てないような
枯れたような状態に
枝を折ってみるとパキッと粘りもない

そこで庭師さんに来てもらうと
残念!やっぱり枯れていた
外出していて戻った時には株立ちの木は
一本だけになっていた

説明によれば、カミキリムシのせいで
栄養分が上のほうまで回らなかったのだそうだ
確かに切り倒された木の断面には
カミキリムシの幼虫の丸々太った姿が!
これが根っこ、茎の中で全部養分を横取りしていたのだ

アズキナシ、結構好きな木だったので
少しショック
それにしてもカミキリムシの奴め
そちらも生きるのに必死なのはわかるけれど
できることなら、ここではおとなしくしてくれ!

結局消毒をして様子を見ることに

のんびり見えても自然はいたるところで戦いが
繰り返されている
この当たり前の現実がとても深いものに思えてくる

でも、虫たちはここでは頑張らないでほしいものだ


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする