パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

電子書籍

2011年02月03日 20時18分14秒 | Weblog

昨年iPadが発売されて、巷では出版会の黒船到来と騒がれたりした

そこで注目されたのはタッチパネルのデバイスで本を読む

といったことだけでなく、流通もその中で完結してしまうということ

 

その結果、未来は出版会にとっては想像を絶するものになるだろう

といった悲観的な考え

本の発行部数はここ数年減り続けて、それだけでなくとも厳しい状況

 

さて消費者である自分はどんな行動をしたか?

 

今のところ手にしている有料の電子書籍は、ビューンだけ

数十冊の雑誌の立ち読みができるという優れもので

完全には読めないが、今までなら決して手を出さない本も混じっているので

それなりに満足している

 

それから青空HDだったかな

著作権が切れた古い本を見ることができる物

これも便利でいい

何がいいって、何冊も手元に置かなくても気分次第で

途中からでもいろんな本が読める

 

なるほど、こうして見ると電子書籍恐るべし!

 

しかし、なんの目的もなく書店に入って

ブラブラと自分のその時の気分にあった書籍を探す

あるいは時間を費やす

書店の楽しみはこうしたところにもある

 

本を即物的に無駄なく求めるならアマゾンでいい

書店は大きな図書館みたいな物

いろんな分野の本があればあるほど楽しい

 

しかし、最近は売れ行きのデータ分析が正確になされ

売れない本は(そういう本こそが面白いのだが)書店に置かれなくなり、

あるのはどこにでも売っているベストセラー品ばかりになり

さがす楽しみはなくなってくる

 

ここまでは書店の話

さて本というものについてはどうか?

正直なところ長い時間読むのだったら電子書籍は少しきつい

目が疲れるというより、その気になれない

その点アナログの紙媒体の本は慣れもあろうが

抵抗感なくれる長時間続けられる

それに感動した本、読みきって自慢になる本などは

自分史の一つとして手元に置いておきたい気持ちにもなる

 

自分の周りの本好きな連中は、今後電子書籍が主流になったとしても

相変わらず紙の本は買い続けるだろう!と述べている

そして自分も最高のオンデマンドである読書の楽しみは

やっぱり紙の本を選んでしまうだろうな

 

ところで本好きな人には、こんなサイトがあった

ブクログ

電子書籍ではないが、興味深い便利なサービスがあったものだ

 

 

 

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