まだ読んでいない本のことを書くのは少し心苦しいが
読もうと思ったきっかけは、まさに自分らしいので
ちょっと記録がてらに
この宮尾登美子の小説の主人公は去年の大河ドラマ「江」の娘
つまり2代将軍秀忠の娘
しかし、実はこの関わりで読もうと思ったのではない
このヒロインの嫁いだ先が修学院離宮をつくった後水尾上皇
もともと京都好きの自分がまだ訪れていない名所
「修学院離宮」を紹介するテレビ番組で
後水尾上皇のこだわりの他にこの徳川和子のことが紹介されていたので
むしろ後水尾上皇絡みのことが知りたくて手にした次第
ところでヒロインは「江」の娘だが、同時に秀忠の娘であることは
先程も挙げたが、この秀忠の生みの母は
この地方豊橋の嵩山出身の女性「西郷局」
そして西郷局はこれまた地元新城市の野田城から
嵩山に嫁いだ人の孫(だったかな?)
少しばかりややこしいが
このあたりは歴史上の重要な人物に関連していた
ということ
もっとも、菅沼家も長篠城の奥平家も元をたどれば
土岐や群馬の方に縁があるらしい
人物の家系をたどっていくのが楽しいのではなくて
自分の興味の中心は後水尾上皇の方
政治に嫌気がさして建築オタクになってしまったのは
バイエルンのルードヴィッヒ2世と似ているかもしれない(?)
とにかく読んでいないからなんとも言えない
東福門院と名があるのだから
あの紅葉で有名な東福寺に関連しているのかどうかもわからない
いずれにしても最期まで読むことのない最近の読書
この本で頑張って、勢いを付けねば!