パッと見、すごい商品構成・陳列の店舗などでは
その店はまるで専門店的な凄さがあるように感じてしまう
自分の関心の守備範囲以外の人の、
その人が一番関わっている話を聞いたりすると
その人がとてつもなく素晴らしい人に思えたりする
何かの機会に同じ業種の仲間の会合に出席したりすると
初めて出会う他の人は自分よりも数段優れているのではないかと
不安になったりする
しかし、凄い商品構成に見えても、
その分野のオタクみたいな人から見れば
案外大したことがないと思えることも多い
例えばナチュラルチーズの百貨店売り場
陳列は一見凄そうに見えても、定番の商品に少しだけ変わったものがあるだけで
なまじっかある商品を決めて探そうとしても見つけられない事が多い
自分の関心以外のスペシャリストも
自分の得意とする分野の話に引き込めば
全部が全部すごい人出いられないことが分かる
初めて出会った人も
確かにスゴイ人はいるかも知れない
しかし、確率的にそんなに矢鱈とすごい人ばかりでもなく
反対に冴えない人ばかりということもない
つまり、知らないということは
不安が先立つせいか評価を高くしがちになってしまう
それはそれで悪いことではないけれども
それでもって自分を見失うこともない
どのみち自分は自分でできることしかできないし
自分らしく振る舞うしかないのだから