パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

「心にうつりゆくよしなしごと」(ニューキャッスル・アライアンス会議)

2018年10月05日 08時48分41秒 | 徒然なるままに

「新しい城」という市の名前の世界の都市が集うニューキャッスル・アライアンス会議
二年に一度開かれるが、今年はこの企画の言い出しっぺ(以前は新城サミット)の
我が新城市で開かれることになった
この事業には賛否両論がある
現実的な効果が見えないとか、関連する人たちは熱をもって取り組めても市全体に関わっていないとか、、
でもどこかワクワクするような気持ちになるのは事実

昨日、新城文化会館で開かれた市民歓迎セレモニーにでかけた
午後は大事な会議の傍聴があったので午前の部だけで切り上げた
セレモニーを見ていると、いつものように本質と関係のないことばかりが頭に浮かぶ

形通りの挨拶が終わると参加国の紹介・プレゼンテーションが続く
頭をよぎったコントロールできない勝手な連想は
やっぱり英語がしゃべれないとアカンな(英語圏の人じゃなくても英語でプレゼンしている)
もっとちゃんと身につけておけばよかった
ちょいと悔しくて会場で渡された同時通訳のチャンネルを切り替えて、素の英語を聞いたりした
大体のニュアンスは分かるが何しろわからない単語が多すぎる
英語圏じゃない人の英語のほうが多少わかりやすいかな、、、

勝手な連想は、登場人物の体格について
最初のカナダの人は、とにかく太っていた(4人のうち3人が)
その太り方は、少し異常
続いて登場したデンマーク、ドイツ、スイス、チェコなどイメージ的に体格の良い国
これらの国は確かに背が高いし太い
でもあの太り方とは違う
食べものが違うのか、、

「新しい城」という名前というものの、ヨーロッパの参加国の都市は「新しい」ことではなくて
「古い」歴史を語り、それを誇りにしていた
「新しい城」と名付けられてから何百年も経っているからだが、
都市の財産は案外「歴史」にあるのかもしれないと思ったりする
アメリカの都市は、アメリカ自体がヨーロッパと比較して新しいので「歴史」を誇ることがない
力に溢れた、今を楽しむ様子が(物質文明的な)要素がプレゼンからは感じられた

英語で新城はニューキャッスル
でも参加都市の名はその後に、「アポン・タイン」「アンダー・ライム」「インディアナ」「ペンシルベニア」
などの言葉が続く
これらの都市は名字と名前のようになっているのかな、、と気になった(調べればいいけど面倒で)

ほんと本質と関係ないことだが、面白かったのはアメリカのニューキャッスル・インディアナのプレゼンの時
近くにある都市を挙げたが、その近くというのが車で2時間とか3時間かかるということ
日本では2時間や3時間の都市を近くとは言わない
広い国土のなかで当たり前になっているスケール感の違い
これには少しばかり呆れた

最後に少しは真面目たことを、、、
物事は他と比較して気づくことが多い
英語の重要さ、歴史(文化)のもつ地方の可能性、楽観的に考えるべきだということなどは
昨日のセレモニーから自身が感じたこと
外国と触れ合うことの少ない地方都市では、こうした気づきの機会が少ない
この機会となるのが一週間だけのイベントでお仕舞いとするのはもったいない
お金をかけ継続するというのではなく、もっと普段の生活で外国を感じるような機会があれば
とも思ったりする

しかし、勝手に頭に浮かぶ事(心にうつるよしないごと)は、、、しょうもない

コメント
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