何ヶ月か前、新城市の住民投票とその後行われた実務協議のことを記したブログを書籍化したものを
住民投票で中心人物だった方に、その記録の一つとして、またご褒美としてプレゼントした
するとその方から二・三日後にメールが届いた
「いただいた本を懐かしくて一気に読んでしまいました。忘れかけてた様々な怒りが思い起こされました。
ありがとうございました。」
そう、あのときは様々な怒りが自分にも次々と襲ってきて、眠れぬ夜もあった
当初は自分は市民運動など関わっておらず、行政の言い分が正しいのか、市民が訴えることのほうが正しいのか
それを判断する知識・情報を持っていなかったので、自分なりに市役所へ行ってはいろいろ調べ物をした
そうして調べたこと、確認したことをブログに文字起こしをして自分の頭の中を整理していた
だから今になると少しばかり勘違いしているところもある
でも、それ故に特別な存在ではない(議員さんや職員ではない)市民が理解しているのは
この程度のことと一般化できるのかもしれない
この住民投票とその後の経緯の書籍化したものは、一部の仲間内に「懐かしい」と評判だったので
それに気を良くして、今度は例の行政裁判絡みのカテゴリーの部分だけを書籍化することにした
今度は小さな本のサイズで、ページ数もそんなに多くない
これは書籍化する前に一部分プリントアウトしたものを渡した人がいるが
時系列に読んでいくと、事件の全体像がわかりやすい、、との声があった
最近つくづくこのような一市民の記録が大事なものと思うようになっている
諮問しておきながら受け取りを拒否するようなことが平気で起きているこの国
時間が経てば公文書は都合よくまとめられてしまう
その時の空気感とか雰囲気、実態はそうではない、、
とささやかな抵抗をするのは、後の歴史の検証ためにもとても必要なことと思われる
ところで出来上がるのはいつになるのだろう
頼んだら、出来上がりが待ち遠しくてならない