パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

蝉は何故鳴くのだろう

2020年07月22日 09時20分40秒 | 徒然なるままに

ずっと気になっていたが、雨続きで行けなかった豊橋のお墓の草取り
天気予報を信じて昨日から準備しておいて、今朝、早い時間出かけた
夏のこの時期はいつも5時台に出かけるようにしている
お墓は3基並んでいるが、一月に一度出かけているので
いつもそんなに草は伸びていない
やはり定期的な草取りはまとめて行うより楽だと実感する

信号の少ない通称「柿の木街道」を走る
山にはまだ霧がかかっていて、どこか湿気を感じる
朝早いというのに、対向車が多い
豊橋(街)に向かう車が多いのはわかるが、田舎に向かう車が多いのは
何故なんだろう?と思う
同乗者は「柿の実は、もう見えるかな?」と口にする
そのつもりで注目すると、柿の実は葉っぱの色と同じなので
確認しづらいが卵くらいの大きさにはなっている

秋になると、道沿いの無人の販売所で1袋200円で5つくらい入ったものを購入する
これを知ってしまうと、正当な金額を払って柿を買えなくなってしまう
(友人からおすそ分けも多いし)

目的地(お墓)に着く
我が家だけ、、と思ったら、もう一人いた
やはり夏は早朝が勝負!と考える人は多いようだ

しばらく来ていないから伸びているだろうな、、
と予想したが思いの外、少なかった
ところどころ大きく伸びた草が目に入る
このくらい大きいほうがとりが取りやすいし取りがいもある
「きっと、〇〇さんがきてくれたんだ!」
慣れた手付きで草取りをするプロ(?)が言う
そうかもしれない、、少なすぎる感じだ

「しまった、防虫剤ある?」
しゃがんで草取りを始めた自分の周りを小さな黒いものが飛び交う
「持ってきたよ、そこ」
急いで半袖の狙われる腕にかける
だが、虫類もなかなかしつこい 腕は寄ってこないが顔の方に寄ってくる
顔に防虫剤をかける訳にはいかない、、
「今度は蚊取り線香を持ってこないといけないね」

蚊が気にならなくなると、あたり一面に蝉の鳴き声が響き渡っていることに気づく
夏だ!と感じる
でも不意に「何故蝉は鳴くんだろう?あんなに必死に」
きっと生殖に関することが影響しているだろうな、、、と想像した

昔、「蝉と風鈴」と題したメルヘンをつくった
蝉は人間にやかましい、うるさい、、と酷評され
涼しい音と喜ばれた風鈴に嫉妬した
蝉は人間に褒めてもらえるような鳴き声をしようとした
でも、、、

風鈴は風が無いとならない
だが蝉は自分の力で音を出すことができる
大事なのは、自分で何かを行うこと、、、といった内容のものだが
そのテーマが上手く表現できたかどうかは、、わからない
(書いていてテーマがどんどん変わってきてしまったような気がした)

結局草取りは30分弱で終了
次回は蚊取り線香を忘れないようにしなければ

コメント
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