新聞の週刊誌の広告は、なぜあんなに目立つのか
目立つと言うより関心をひくのか
それは「蜜の味っぽい」意地悪な人の気持ちを満足させるからなのか
人は人を悪く言うのは、避けられない傾向はあるようだ
今朝の女性誌の広告のある記事の見出しが興味深かった
「首相になってほしくない政治家は誰か?緊急アンケート」とあった
それは直近に日経グループが行った「誰が首相にふさわしいか?」
とまるっきり反対の視点だ
ところが、これが笑い話で済まされない可能性がある
それは芸能界タレントの調査と同じで、この手の調査は
良い方も悪い方も同じ人物が占めることが多いのだ
このようなアンケート(調査)は、物事の本質を問うものであるにも関わらず
実態は単に知名度が単に反映されているだけではないのかと思えてしまう
そして不安を覚えるのは、人が選択の判断を行う場合に、この調査結果が
影響を与えているのではないか、、と思えることで
人がなんの情報もない状態でシンプルに誰に投票するのと
こうした調査結果を頭に入れさせられた状態で投票するのでは
その調査結果の情報は、ある陣営にとっては極めて有利な力が働くのではないか
こうした危険性があるために、選挙前の情勢報道はしないとする国もあるようだ
だが、この効果を知っている人たちは(そして多数派は)その機会を逃さないようにしたいと考える
人は自分個人の判断で選んでいるようでも、実は何かに支配されている可能性は大で
そのことに全く気づかないひとの存在は、ある種の人々には都合の良い存在となる
ある時代のある国の専制君主が、自分たちの制度、身分を長く守るには
庶民が自ら考え、判断するといった知恵を持たさないことだ と
言わなくてもいいことをつい残したが、これなどは我々庶民が記憶にとどめておくべき
ことのように思われる
だが日本において、個人が個人であるということ(個の確立)の難しさを考えると
少し落ち込みそうになりそう