ねえねえ、月曜日、どうしてこなかったの?
ちょっと、用事があったからね
ねえねえ、あといくつ寝るとサンタさん?
80回よりも少し多いかな
ねえ、これ持って!(重い水筒)
いいよ
ねえねえ、いま何歳?
何歳かな!
100歳?
えーっ、ちょっと多すぎるな
だったら、88歳?
小学一年生の女の子と小学校までの楽しい会話
去年までお姉ちゃんがみんなと一緒に楽しそうに小学校に行くのを
羨ましそうに眺めていた女の子だ
お姉ちゃんは今年から中学生
あいさつ推進運動で、あいさつができる子どもを育てる目的で
地区の老人が子どもを見守っている(自分は小学校までウオーキングを兼ねての付添)
最初は素直に屈託なくあいさつできていた子どもも、少しするとできなくなってくる
徐々にあいさつができるようになるというの幻想だと思う
子どもは大きくなると恥ずかしさを覚える様になって、急にあいさつができなくなる
それは正常な成長の証のような気がする
今は無邪気な会話ができているこの子も、もう少しすると煙たい存在として
見られるようになってしまうかもしれない
でも、それは仕方ない、それも成長の一過程だ
今は、話しているだけで幸せになれる時間が
少しでも長く続くようにと思う
Hくん、靴ちゃんと履いて
Tくん、忘れ物ない!
彼らには子供時代の記憶として、なにか残るのだろうか?