月木のルーティンは子どもたちとの校門までのウォーキング
日の出が早くなったし、暖かくなっているので一時期のような
遅れてくる子は少なくなった
今年は1年生が3人
一人はHくんの妹のIちゃん、あと二人はブラジルをルーツに持つ子
決まった順番に並んで歩き始める
1年生のIちゃんは列の二番目
見守るように4年になったAちゃんが寄り添う
「えらい!AちゃんはIちゃんの面倒を見てるね」
誰かから言われた訳でもないだろうが、自然と自分の役割を見つけたようだ
「おじさんは、ブラジルの子たち(の担当)」
Aちゃんが仕切るように言う
今まで何かとブラジルの子(Lくん)に寄り添って歩いていたので
それで口に出たのだろう
「あのね、Lくん、ものすごく日本語がうまくなったよ
昨日、筆箱を忘れたって、、、、、」
どうやら下校時にそんな話をしたようだ
Lくんの日本語のプレ教育の期間は終了したので日本語能力を心配したが
幼いうちの吸収力は大したもののようだ
3年になったLくんは、ポルトガル語を話す二人の男の子が
近所に住むことになって一安心だろう
今朝は彼らとポルトガル語の会話を楽しんでいた
こうした他愛もないことでとても幸せな気分になる
1年の時、不安で一杯でGW明けには小学校に行くのを嫌がったAちゃんが
今はお姉さん役でIちゃんを見守る
こうしてみんな大きくなっていく