月曜日と木曜日のルーティン 小学校までの付き添いウォーキング
あまりおしゃべりしない2年生のKちゃんが急に聞いてきた
「おじさん、おもらししたことある?」
「そうだな、あるかも、小さい時はおねしょしたことがあるかな
Kちゃんは?」
「うんとね、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと前にしたことがある」
これを聞いていた手を繋いでいる1年生のIちゃんに聞いてみた
「Iちゃんは?」
「わからん」
「そうか、都合の悪いことは覚えていないもんね」
Iちゃんは、「あったかい」と言って最近は手を繋いできている
そんなことを話していて、頭に浮かんだことがあった
「みんな今までで一番古いことで覚えていることは何かな?
おじさんは〇〇西保育園のすべり台でスーパーマンみたいな格好で
滑って降りたことを覚えているなあ」
「〇〇保育園って?」4年生のAちゃんが聞いてきた
「今の小学校のすぐ裏にあったんだよ」
「私、知っている」
今度は最近ふっくらし過ぎの5年生のHくんが
「俺はユニーに行ったことを覚えている」
と、体を触りながら答えてきた
そして「ちょっと太り気味じゃない?」
とからかいながら言ってくる
「それを君から言われたくないなあ
最近、僕は痩せてきたんだよ」
それから、自分が小さかった頃の話をした
お弁当のこと、薪をもって小学校に行ったことなど、、
こんな感じで校門までの時間はあっという間に過ぎていった
こんな他愛もない話がとても幸せな気分にしてくれる
彼らは大きくなった時、これらのことはきっと覚えていないだろう(と思う)
でも、どこか記憶の片隅に残っていてくれたら良いな