新城市の産廃反対について、ものすごくおおまかな話
(反対運動の経過や考え方、活動は山本拓哉さんのブログで詳しいので
興味のある方はそちらを覗いて見てください)
新城市に産廃業者の進出の話が起きた
地域の人々は不安になった
地域の環境が損なわれたりしないかと
そこで、進出する企業の実態を調べることにした
まずは豊橋細谷にある工場を見に行って、実情を把握しようとした
そこは新城市と同じような肥料を作るとされているところだ
出かけてみると、不安は的中 悪臭が感じられた
その地区に暮らす人の話も聞いたりした
(頭が痛くなるとか苦痛であるとも声があった)
更に工場から出荷される肥料と称されるものが何処に運ばれて
どのように施肥されるか確認をすることにした
その場所は田原市のある地区であることがわかり
実際にその周りを歩いてみると肥料はうず高く積み上げられ
悪臭が漂っていた
完全に発酵した肥料ならば臭いは発生しないはず
これは明らかに肥料ではなく産業廃棄物の不法投棄の疑いがある
と思われ、このあたりのことは中日新聞でも取り上げらた
この企業が肥料と称するものを静岡県の湖西市のある地区に施したが
肥料になり得ない木くずや発酵していない汚泥が入れられていて、
これは肥料じゃなくて産廃だということになり、撤去を命じられた
隣の県でやっていたことを知るにつけ、同じようなことをされるのではないかと
地元住民の不安は大きくなっていく
この産廃進出については、不思議な話があって
本来は産廃業社の進出した工業団地は製造業若しくは物流業に限るという
業種の指定があり、それ以外の時は買い戻すという「買い戻し特約」があった
ところが、この特約が何故か解消されていた(その経緯は不明)
この様な経過をたどると、産廃反対運動が無理筋の活動ではなくて
心情的に理解できる活動であったことが分かる
ところで話は現在の状況になるが
操業が許可されて以来、市に悪臭被害が報告され、苦情の電話も
何十件と来ているそうだ
また八名中では授業中に悪臭を感じて窓を締めることも起きたということだ
聞いた話ばかりではいけないので、自分も豊橋の工場・田原のうず高く積まれた場所に
行って自分で確認にでかけている
工場はその時は臭いは感じなかったが、近くのハウスの人の話を聞くと
悪臭の存在は認めていた
また田原の地区では現地をぐるっと一周した時、風下になった途端吐き気を催した
臭いというものの性質上、個人差はあるかもしれないが
やっぱり好ましいものでないことは事実
そして、この地区を通る場合窓を開けて走るようにしているが
確か5月20日の金曜日、田原で感じたあの独特の臭いを感じた
問題なのはすべて不安に思ったことが現実に起きているということ
そして、起きていることを認めようとしなかったり
確認作業を(ある考えがあって)しようとしない人がいること
何故なんでしょう?