昨日の雑誌の新聞広告にレコードの文字が入ったものがあった
雑誌は一時期、高い頻度で購入していた「サライ」で
今回の特集は気になるので久しぶりに購入してみた
価格は税込みで1,250円、昔はもう少し安かった記憶があるが
今回はトートバッグのおまけがあるので少し高めになっているのだろうか
それとも、ここでも値上げの波を被っているのだろうか
さっそく読んでみると、残念ながら少しがっかりした
既に分かっていること情報ばかりで
レコードにかける思いみたいなものはあまり感じられない
初心者向けの内容で、マニアの何か語りたい!
という意気込みはこの特集にはなかった
特集は通り一辺の感じだが、ページを割いて東京、大阪、京都、
由布院などでレコードが聴ける喫茶店などを紹介したページがあったが
田舎の住人としてはあまり関係ない感じだ
どうせなら地方でも中古レコードを買える店を紹介して欲しかった
雑誌としては最近人気が復活気味のレコードを特集し
啓蒙する意図があったのかもしれない
結局のところ、色んなものはある程度知ってしまうと
初心者向けの情報とかアイテムとかは物足りなくなってしまうのだろう
レコード雑誌といえば「レコード芸術」をすぐに思い浮かべるが
この月刊誌は、つい最近休刊になってしまった
昔は曲を知るのも演奏家を知るのも、この雑誌にお世話になった
そこには何かを語りたい人(評論家という人たち)が
スポンサーの意向も踏まえ(?)有り余る情報提供があったものだった
時々、我が家に来てレコードを聴かしてほしいという人たちがいるが
同じ録音の曲をCDからレコードの順番で聴くとあまり差を感じないが
反対にレコードからCDの順番で聴くと
(特に一面を通して聴いてレコードの音に慣れると)
聴き比べにきた人は殆ど同じような感想を口にする
それはCDの音がスカスカというものだ
これはレコードには全ての音が入っているが
CDは高音と低音の聴こえない音をカットしているからと説明され
聴こえないはずのレコードの音は身体で感じているとの説があるようだ
とにかく理屈はどうであれ、事実として音の厚みは全く違う
ところで、最近のレコードブームもありがたくない面もある
中古レコードの値上がりが予想されるからだ
もっとも、自分が求める分野はそんなに需要が多くないので
心配する必要はないかもしれない
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