パンセ(みたいなものを目指して)

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隣から越境した枝を切ることができるか?

2023年10月18日 09時55分08秒 | 徒然なるままに

物事が身につくのは読書、体験すること、そして教えることだそうだ
最上位に教えることがあるが、そうかも知れないと直感的にそう思う
だが実体験も馬鹿にできず、ほとんどの人は自らの社会経験から
その人の個性すら作っていく
公務員は公務員らしく、商売人は商売人らしく、少し話しただけで
その人の属性(職業)も想像がつく

ところで体験したことは印象残っているので
その体験に関わることは文字情報でも目に入る
先日家庭に配布された市の広報誌の中に
昨年、自身が経験した困りごとについて
法律が改正されたと紹介されていた

その困りごととは、敷地からはみ出でている木の枝の伐採のこと
地元では昔は知られていたが、今は知る人も少なくなっている神社がある
年に一度、お祭りのときだけ注目されるお稲荷さんは
周囲の木がに伸び放題になって、鬱蒼としげって地面には光もあまり届かない
そのおかげで苔が見事に生えているが、ちょっと不気味という人もいる

昨年の初夏、この稲荷さんのお隣の家の方とその関係者が
枝が伸び放題になって、家が暗く湿度も高くなって困るので
枝の剪定をしてもいいかと相談に来られた
(この家は空き家になっているが、販売する予定なのでそのままだと条件も悪い)

ところがこうした法律に疎いので、どう対処していいかわからない
人情的にはそうした気持ちはわかるが、枝を切って良いのか
切ったとしてその費用は誰が持つのか、、そうしたことがわからない

幸い(?)この話は急ぐ話ではなく結局のところ保留状態となっている
(いつかは蒸し返す話だが)

この記憶があるので
「隣地からの竹木の枝の切除が可能になりました」
とのタイトルで民法が改正されたことを報じる市の広報誌の記事がすっと目に入った
それによると、民放の改正により一定の条件を満たす場合
越境された側の土地所有者で枝を切り取ることができるようになったとしている

手続きとして、まずは越境した枝は原則として木の所有者に枝を切るように
依頼する必要がある
その中で
1.枝を切るように文書で依頼したが、相当な期間(2週間)経っても切ってくれない場合
2.所有者が誰なのか、どこにいるかがわからない場合
3.急いで切らないと危険な場合
については越境された側の所有者が枝を切ることができるとしている

切除にかかる費用は、基本的には木の所有者に請求することができる
切除した枝の処理 枝の所有権は切り取った方にあり、自由に処分できる

現実に行動していくにはもう少し細かな調整等がありそうだが
広報の記事はおおよそこんな感じだ

つくづく世の中にはいろんな法律が存在すると実感する
その殆どは知らないまま暮らしているが
こうして実体験した出来事に関しては法律も頭に入って
知ったことで得した気持ちにもなれる

この記事に市内の何人が気に留めたか分からないが
少なくともひとりは関心を持った人物がいる
市の広報誌作成メンバーは、少しは報われただろうか?


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