ボケ防止のこのブログ
気を使うのは冒頭の文章だ
ビートルズの曲も最初が印象的なものが多いし
自分がその作家を読み続けることになったのも
冒頭の文章が気に入ったからというのが多い
(北杜夫の幽霊、ヘッセの郷愁など)
さて話は変わって、今日は思い出話を!
今は全く行けないでいる山に登っていた頃の話
槍ヶ岳に挑戦したときは、一日目は上高地から槍沢ロッジだった
槍沢ロッジはそこからの景色は冴えないが、お風呂があるのはありがたかった
翌日、朝ごはんを普通に食べて歩き始めたが
槍ヶ岳小屋から少し下の殺生ヒュッテが見える辺りに来ると
体調が変になったいることに気づいた
どこかが悪いとか痛いというのではない
自分が感じたのは、全くの電池切れ!エネルギー不足だ
お腹が空いている
この分だと槍ヶ岳山荘までもたない
朝食はしっかり食べたはずなのに、なぜかエネルギー不足は間違いない
自覚したのはこのことだった
そこで考えたのは殺生ヒュッテまで行って
とりあえず餡パンか何かを食べようということ
もう頭の中はそれしか考えていなかった
殺生ヒュッテについたら餡パンを口にした
すると今でも覚えているが不思議なくらい
速やかにエネルギーが補充された感じを覚えた
餡パンの糖分が直ぐに吸収されてエネルギーに変換された
そんな身体の中の変化を実感した
糖分はエネルギーの変わりやすいものだな、、と実感した次第
こんなことがあったものだから翌日の槍ヶ岳小屋の朝食で
耳にした会話は信じられなかった
山ガールという言葉が使われはじめ、中年の女性も山に来るようになった頃で
東京の女性グループが自分の席と少し離れたところにいた
「あれ、もう食べないの?」
「私、朝は食べない人なの」
おせっかいにも会話を聞いていると、そのグループは
槍ヶ岳から北穂まで縦走する計画らしい
信じられない、、体力気力を酷使するあの縦走コースに
体にエネルギーを十分補給しないで挑むなんて、、、
そのグループが問題なく縦走したかどうかは知らない
大したニュースはなかったから問題はなかったのかもしれない
それでも、あのような選択は絶対間違いだ!と今でも思う
今年は北アルプスの登山中のトラブルが多かったとニュースが伝えていた
ありそうな滑落だけでなく、疲労で動けなくなったというパターンも
2.3あったように記憶している
(山を舐めちゃいけないよ!)
ところで自身の山の楽しみ方は、今はYoutubeオンリー
行けるとき、もっと行っとけば良かった!
とつい悔やんでしまう
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