久しぶりになんとか最後までページをめくった本
それがこの「芭蕉めざめる」光田和伸 青草書房
この本は週刊誌の書評で嵐山光三郎が薦めていたので
手帳にメモしておいて、スランプ気味の先日手に入れたもの
芭蕉が隠密だったうんぬんが詳しく、、、
みたいな文章が記憶に残っていて
高橋克彦の写楽や北斎みたいな面白い話かな
と期待して、なおかつ嵐山光三郎の「悪党芭蕉」が
それなりに面白かったので、彼が勧めるものなら
間違いなかろうと判断したものだ
さてその内容は
なるほど丁寧な内容だった
面白おかしく隠密の証拠を提示すると言うのではなく
メインとなるのは芭蕉が俳人芭蕉になる過程を
解説しているもので、確かに深くなっていく変化が
分かりやすく時系列で紹介されていた
勿論、隠密らしい人たちとの交わりの可能性
状況証拠みたいなものは多く紹介されていたが
読後感は、そんなものはどっかに飛んでしまっていて
17文字の詩の奥深さを改めて知るにいたった
それにしても前回の「悪党芭蕉」の時も思ったのだが
連句会
(発句から始まり数人が前の句にインスパイアされて
次々に詠んでいくもの)
これは言葉による戦い、ディベート的な要素があって
なおかつ個々人の教養、知識も試されるようで
その場にいれば緊張感にあふれた
ライブみたいなもので面白そうだ
ところで連句集や
その連句の起承転結を分かりやすく解説した本は
世に出回っているのだろうか
それがこの「芭蕉めざめる」光田和伸 青草書房
この本は週刊誌の書評で嵐山光三郎が薦めていたので
手帳にメモしておいて、スランプ気味の先日手に入れたもの
芭蕉が隠密だったうんぬんが詳しく、、、
みたいな文章が記憶に残っていて
高橋克彦の写楽や北斎みたいな面白い話かな
と期待して、なおかつ嵐山光三郎の「悪党芭蕉」が
それなりに面白かったので、彼が勧めるものなら
間違いなかろうと判断したものだ
さてその内容は
なるほど丁寧な内容だった
面白おかしく隠密の証拠を提示すると言うのではなく
メインとなるのは芭蕉が俳人芭蕉になる過程を
解説しているもので、確かに深くなっていく変化が
分かりやすく時系列で紹介されていた
勿論、隠密らしい人たちとの交わりの可能性
状況証拠みたいなものは多く紹介されていたが
読後感は、そんなものはどっかに飛んでしまっていて
17文字の詩の奥深さを改めて知るにいたった
それにしても前回の「悪党芭蕉」の時も思ったのだが
連句会
(発句から始まり数人が前の句にインスパイアされて
次々に詠んでいくもの)
これは言葉による戦い、ディベート的な要素があって
なおかつ個々人の教養、知識も試されるようで
その場にいれば緊張感にあふれた
ライブみたいなもので面白そうだ
ところで連句集や
その連句の起承転結を分かりやすく解説した本は
世に出回っているのだろうか