季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

三十三間堂 

2013-10-06 21:50:53 | 暮らし Daily life
高校時代からの親友達と集って京都へ。
京都タワーの前の中央口ってどこ?って思ってたら正面に見えた。ここか。

       

人が多すぎて探せない。結局携帯で見つかる。便利な世の中。それが4人全員がいまだガラケー(二つ折りの携帯)そして私以外3人は着信音まで同じ(私はマナーモードにしてるので)。携帯の着信が鳴るたびに3人が一緒にカバンを見るのが面白い。やっぱり仲間だ。

まずは目指すは三十三間堂。みんな行ったことない。私もずっと行きたいと思っていた。

       

靴を脱いで入る。それも好きだ。堂内が汚れないし気分も解放される。
端から入る。仁王像を始めに最前列には少し大きめの仏像が三十体。その後ろに1001体の十一面千手観音が。圧巻!
中央には大きな千手観音が本尊としてあります。
              
その1001体の千手観音、整列してます。ただただひたすら整列してる。たくさんの顔を持って手を持って、手には具足を持って。
私はそれらを見た時に「スターウォーズのストームトルーパーのようだ…」と心で思ってたら、友達が「これってセンター決めるのに投票とかするんやろか?」と言ってました。同レべ…。アハハ!

果てしなくそれが続くさまはまさに無限と永遠を感じさせられる。
良く見たらそれらは一つ一つ少しずつ顔つきなど違っている。いくら見ても見ても見飽きると言う事がない。

最前列の仏像たちもそれぞれの造形とキャラクターがあって、その説明も詳しく書いてあるので興味深く読みながら感心しながら進んで行く。
日本語の説明もだけど、英語のも読むとよくわかる。ヒンズー教の神様との関係が興味深い。

主に鎌倉時代に作られたものらしい。今まで奈良薬師寺の白鳳時代のものが一番と思っていたけど、鎌倉時代のも力強くて良いなあと思う。より物質界に降りて来てる感じだけどそれがまた天上界のキャラクターと繋がっていて、だからわかりやすいのかも。とにかく美しい。日本の仏像は本当に美しいと思う。

長い長いお堂の中でそれが延々と続いています。ずっとひたすら観る。拝む、観る。
読む、観る。

私が一番好きと思ったのは、仏像たちがガラスケースに入ってなくて蛍光灯で照らされてない所。
昔は奈良の興福寺もそんな風で良かったのに、今は豪華になり過ぎて味わいがないと思う。
この薄暗いなかで同じ空気の中で見るのが良いんだと思っています。やっぱり仏像は祈りの対象でお堂の中で観るのが私は良い。

あと、見ていて一番感じたのは「これだけ重装備で守られているから、私たちは大丈夫!」でした。
ほんとにこんなにたくさんの観音さんが総出で私たちを守って下さってるんだ。深ーい心の底から思う。
行って良かった。

随分時間をかけてみたけど、それでもまだ一通りって感じだ。これはまた来てゆっくりと見ないと。一人でも何度でも。

あんまり一生懸命観たのでお腹が空いたから出て昼ご飯を食べる。お惣菜のお店を見つけてた。
そして今度は平安神宮へ。
お参りして庭園も見学する。暑いけど木陰は涼しく気持ちが良い。空いてるし来て良かった。

       

友達が持ってきた名古屋のお菓子を食べる。美味しいな。栗。

             

おしゃべりしながら池の上の橋のベンチで涼む。
長年の付き合いで久しぶりに会っても(まあ春に会ったところだけど)すぐにいつもの空気感。それはたぶん変わらない。心地良い。居場所。
気を使わないでなんでも思い通りにお互いが出来るのが良い。お互いがどう動くか大抵わかってるのでやりやすい。絶妙の連携。

またバスに乗って祇園で降りる。そして西に歩いて行く。鴨川だ。先斗町だ。森見登美彦の世界。
有名な「鴨川の等間隔カップル」を見る。

       

あんまり暑いので甘味処に入ってかき氷。美味しい!

              

錦市場を歩くといろいろなおいしそうなものに気が引かれる。ちょっと買ってはつまみ食い。そしてお土産に漬物や生麩など買う。

       

一日楽しかった~。まったりゆったりそしてたくさん歩いた。
それぞれの家族の元に新幹線で帰って行く。

また遊ぼうね!これから子どもたちも大きくなってどんどん会いやすくなる。楽しみ。       
       



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