季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

きんぴら

2013-10-17 07:58:08 | 食べ物 Eat
この頃、きんぴらゴボウがうまく作れるようになったと思う。
やっと。

他にも魚のアラ煮とかナスとひき肉の煮たのとか甘辛味のもの。
それも材料をパッパッと入れて煮たら出来る。

結婚してすぐはいくらやってみてもうまく作れなかった。ただの煮ものみたいな感じ。
それはきっと油の量とか材料を入れるタイミングとか調味料の量だと思う。

前は恐る恐る入れてた感じ。
私は水彩画を描くときもどうしても薄くなってしまう性質だ。
濃くなりすぎるのを恐れるあまりにその随分手前で押さえてしまうんだと思う。

長い間何十何百回も作っているうちにそれを覚えて来たんだと思う。
魚屋さんにコツを聞いたり、味を見たりして。
結構大胆にジャッと砂糖や醤油をちょうど良いギリギリ手前の所でいきなり入れられるようになった。

今朝もお弁当のおかずのきんぴら。牛肉とニンジンも入れて。
ツヤッとしてちょうど良い甘辛さで一味も入っておいしそう。

       

ご飯も7分搗きに押麦とヒエが入っていてふっくらと炊けている。
弁当も昔は冷凍のおかずと少しの野菜メニュー。娘が幼稚園の時の鉄板メニューはソーセージとブロッコリーとプチトマト(笑)
朝起きるのだけで精一杯。朝からゴボウをささがきになんて考えられなかった。余裕だなあ。今は。

成長したなと思う。
お母さんの味って子どもが生まれてすぐからあるんじゃなくて、子どもが思春期の時に怒涛のような料理をたくさん作る時期を超えてやっとできるもんなのかもしれないなあと、母になって今わかる。
お母さんって子どもと一緒に大きくなる。子どもが成人するころにやっと一人前って感じ。

今日も一日の一番の大仕事終わりました。毎日お弁当3つ。あとしばらく。



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