季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

クリニックは才能のるつぼ

2013-10-28 21:11:36 | ハンドワーククラブ HandworkClub
ハンドワーククラブにて。

今日もおしゃべりしながらひたすら作り続けます。ハンドワーククラブ。
午前中は先週作った作品の型紙をもう一度きれいに起し直す。今日作ろうとしている人たちが使えるように。

この前の男物の帽子が良かったのでこれを作ろうと言うと作りたい人が居た。
好きな色を選んで作り始める。
調子良くくるくる丸めてローリングをしていた。私が他の人の事をしてる間もずっと。気付いたときはすでに遅し。2枚に分かれているべきところがぴったりとぎっちりとくっついてしまっている。あちゃ~!
それを怪力でぐいぐい剥がす。はがれた。すごい。
羊毛を乗せてたところからはがれた分はまた新しく足して穴をふさぐ。それで大丈夫。良かった。
フェルトって少々の事では失敗しないなといつも思う。

その後も調子よくそれでもしばしば点検しながら作り続けると出来ました。

       

被ったら似合う。彼は今までベレーもハンチングも作ったけど、どれも似合いすぎるくらい似合ってた。そしてこれも。ベレーの時はまるで機関銃を持ってる人みたいだったし、ハンチングを被ったダンディーさったら。
そしてこれは…まるでモンゴルの人みたいです。雰囲気が完璧。の集落の長ってほどの貫禄。
いいねえ。

もう一人の彼女は貰ったフェルトシートを使ってベレーを作ってみた。
やっぱり羊毛を置いて行くのとは違って均一で早くきれいなのが出来るので感動している。
シートは高いのでここでは買わないから貴重です。下さった方、ありがとうございます!
プレフェルトを置いて模様を付けた後にまた毛糸で線を付けた。きれいな作品。

       

あんなこんなを作りながらいろいろ話す。楽しい話や真剣な話や。
面白いです。

一人はパソコンが調子が悪いと持って来て、もう一人の人に見てもらっている。
話しを聞いててもなかなか専門的。
ここにいたら何でも大抵オーソリティーがいるんだ。
アルコール依存症、この病気は人を選ばない。職業も収入も学歴も選ばないで様々な人が罹る。
だからここに居る人はほんとうにいろいろな業種の人たち。
また凝り性の人が罹りやすいんだ。

その人たちが集まっていろいろ話すので、一つの事に関しても観点や論点もいろいろで知識も豊富で情報も膨大だったりするのでものすごい深い話になったりする。いろいろな展望がぱ~っと開けたりする。
ここにいるだけでかなりの情報通になれます。

一人が言う。「ここに集まってる人が力合わせてなんかやろうと思ったらすごいことになりそうやな。」
ほんとにそう思います。

または、「これってX-MENみたいやな。それぞれの特殊能力でいろいろ解決できるって言う。あ、このテーマで映画作れるんちゃうん!」
作ったら面白そう。
アルコール依存症を克服しながらそれぞれの得意分野を使って世の中の問題を解決して行くと言うストーリー。
良いなあ。

なんか出来たらいいなあ。そしてほんとに行動できたらいいなあと思う。埋もれさせるには惜しい才能ばかり。
ただ、頑張りすぎて息切れしての波があったり、長時間長期間の無理が効かないってのが特徴と思う。
それでも出来る事ってある。飲まないで回復し続けてたら、それは夢じゃないかも!
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