季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

透き通る色彩と温かさ

2013-10-15 19:36:34 | ウールクラフト WoolCraft
楽しみに待っていた個展。苦楽園の「ギャラリーストラッセ」にて。
ノルウェーから作家さんが来て作品が観れるらしい。ハンドワークの仲間と一緒に観に行きました。

パンフレットを見て、「これは行かないと!」と思ってたんだけど、やっぱり行って良かった。
薄い繊細な布フェルトのドレスやショール、しなやかなベルト、造詣の複雑なそれでいて薄くて軽い帽子。
薄くて柔らかくて軽いのにびっくり、そしてその色の美しさに感動!
今日は作家さんがいらっしゃったのだけど、「写真撮っても良いですよ!」なんておっしゃる。
作家さんはMay Jacobsen Hvistendahl氏。HPはここです

       

写真に数枚撮らせて貰ったけど(会場には一応撮影ご遠慮くださいと書いてあります)、家で観てみてどうしてか分かった。
全然違う。本物と。

写真だけでは殆ど伝わってないです。その色の繊細な美しさも生地の薄くて透き通った感じも。柔らかさも。形の美しさも。
今日は初日なので、興味ある方は是非本物をご覧になって下さい。
作品もフィンランド本国より値段を押さえてあるそうです。私も欲しかったけど今日は我慢。

英語を話されるのでいろいろ話をする。
作り方なども惜しげもなく教えてもらえて申し訳ないくらいで遠慮しちゃうほどです。

たくさん触って観て着てみたりもしました。その軽さと着た時のかっこ良さと伸縮性のある着やすさは着てみないとわからない。とても丁寧に作られているのがわかる。ため息が出るほど。

小一時間じっくりと観て帰る。帰りながら何度もため息。
感想を言い合う。
作品を観た興奮が冷めない。
あでやかで鮮やかでそれでいてしっかりと芯のある感じの作品は彼女そのものだなあと私は思った。
作品ってその人の人となりが出るなあと。
しなやかにしっかりと生きると言う事、作品作りへの熱意、喜びと共に創る姿勢、様々な事を学んだ良い機会だった。作品展、行ってみるもんだ。行って良かった。
またの来日を楽しみにしています。
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