季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

花咲かりん

2013-10-08 21:52:01 | 食べ物 Eat
今日のお土産。針と言うところの道の駅で手に入れた「花咲かりん」。
ちょっと高かったのでその前でしばらく考え込んでて、「欲しいけど高い…」と言うと「買ったらえ~やん。」と夫が言ってくれたので買った。うれしい。
こんなに美しいお菓子。子どもたちに見せたかった。

       

つぶれないようにこれだけ別に包んでくれて、それを大切に車の荷物置き場に仕舞った。
娘がすぐに見つけた。「これ食べていい?」それで息子も呼んで一緒に食べる。
皿に乗せてみた。やっぱり綺麗!

       

こんなにきれいに作るの難しいだろうなと思う。型で揚げるんだろうけど、生地の濃さとかいろいろ難しそう。

この薄さとか硬さとか絶妙です。

食べてみたらとっても美味しかった。食べやすいし、香ばしい。ほの甘くて少しの塩味。ゴマの風味。
娘が「もみじの天ぷらとちょっと似た感じ」って言ってた。そうかも。
原材料を見たら主に米と黒砂糖を使ってるんだけど、ココナッツミルクも入ってるって書いてあった。
そうかも。その甘い香り。香ばしさ。絶妙!
伊賀みやげらしい。またあったら是非買って帰りたい。良いもの見つけたな。
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幽玄のススキ野原

2013-10-08 20:46:29 | 暮らし Daily life
夫が平日休で秋の遠足。
曽爾高原へススキ野原を観に行くらしい。
台風が近づいてて気になるけど東だしとにかく行ってみよう。

曽爾高原は前から妹や母に「きれいよ!」と聞いていた。ガールスカウトのキャンプで行ったことあるらしい。自然の家と言うキャンプ場があります。

着いたら霧のような煙るような雨が降っている。まあ良いかと思って傘を差しながら細い坂道を登って行く。すると開けた。
なんとも言えない、これこそ幽玄の景色かな。

       

前に池だったところは土砂の流れ込みによって湿地帯になっているらしい。その周りを歩く。
ちゃんと装備してたらちょっと上まで登れたと思うけど、今日は普通の格好で来たのでさらりと歩くのみ。

歩きながら周りのいろいろな高原の植物を見る。この霧のような雨のお蔭で露がたくさんついて全体がほど良く濡れて輝いて、とても美しい。思わず写真にたくさん撮った。

シロツメクサもこんなに光ってる。

       

アザミ

       

これはミヤコワスレかな?かわいい。

       

この風景はまるで「風の又三郎」。馬がいなくなった時の景色に似ている。

       

この世とあの世が共存してるみたいな、天使が降りて来そうな、いろんな存在と会えそうな、そんな景色。

この黄色い花も可愛い。

       

       

大きく広がるススキ野原。

       

足元に出ている草の芽、木の芽さえも愛しい。

       

この造詣の美しさよ。このような美しい形を自然の中に観る時、私は宇宙や神様の力がこんな小さな存在にも及んでいる事に深く感動する。そうでないとこんなに美しいはずがない。

       

傘をさしていても空気の中の水分でしっぽりと体全体が濡れてくる。
一通り観て歩いて車に帰る。いきなり雨がひどくなった。雨を観ながら車で弁当を食べる。
それもまた気持ちが良い。

近くに亀の湯と言う温泉があったので入る。
これが入ってみたらなんと泉質の良い温泉なんだろう。ぬめりがあって気持ちが良い、良く温まる。
露天風呂の手前に菅笠が置いてある。何だろうと思ったら雨の時に被って入るらしい。
どうせ濡れてるしと思ってそのまま出てみたら、やっぱり雨が頭や顔に当たるのはあんまり良い感じでない。
それで他の人と同じように菅笠を乗っけて露天風呂に入る。
それがふんわりとヒノキの薫りがしてそして雨の音も聞こえて、なかなか情緒があった。
傘だけ被ってお風呂に入るのは考えたら滑稽な姿だけど、なかなか良いよ。

後で聞いたら男湯にはそれがなかったらしい。ハテナ?

少し歩いて温泉でほっこりして、やっぱり帰りの車では寝てしまった。
台風が気になったから早めに帰った。
素敵な秋の遠足、今年も楽しかった。夫に感謝。
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