季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

瞑想のようにフェルトを作る

2013-10-25 20:34:53 | ウールクラフト WoolCraft
今日も雨。さあフェルト作ろう。

頼まれてた、作ってって。それはもう何か月も前の事。
やっと取り掛かる。色も選んで貰ってある。
その人のはもう一回作ってるので大体のサイズとか頭の形とか似合いそうなのとかわかる。
それでハンチングとキャスケットの中間のにしようと考えた。
二つの型紙を照らし合わせながら、彼の頭に合いそうな型紙を作る。ツバの深さも形も考える。

そして羊毛を測って、デザインを考えながら乗せて行きます。
自分一人で静かな部屋で落ち着いて羊毛を少しずつ薄く薄くきれいに乗せて行くのは瞑想のよう。
繊細な羊毛を使っているので気持ちの揺れが羊毛の揺れになる。静かに静かに作業を進めます。
それは自分でも見てて気持ちの良いくらいの丁寧さ。
薄く均一に乗せられた。やっぱり先生だなあ。
こうやって羊毛を触って作業するのが気持ちが良い。好き。
これが仕事なんだから幸せだと思う。どれだけやっても飽きない。

石鹸水をかけて柔らかく撫でる。そしてだんだん力を入れて行って擦って行く。
きれいに整って行くフェルト生地。

       

しばらくしたら娘が帰ってきたのでおやつを作ることにした。休憩も大事。
良いサツマイモがあったので大学イモを作る。これは中華料理屋でアルバイトをしていた時に覚えた。
芋はこんな風にとがらせて切る。この切り方が大事なんだそうだ。野菜炒めとか酢豚とかでも。「豆腐の角で口切るってくらいの切り方せなあかん!」って良くマスターが言ってた。

       

それを素揚げ。少ないからと思って底の平たい小さなフライパンでやったらうまく油に浸からないでちょっと焦げた。油をたくさん使うのは苦手なのでどうしてもこうなってしまう。

       

いったん出して油も取って、飴を作る。水、砂糖、醤油をすこーし。煮詰めて時々箸を付けて持ち上げてその間に糸が張るかどうか見るようにして頃合いを確かめる。うまく出来た。そしたら間髪を入れずに揚げたサツマイモを入れて混ぜる。ゴマを振る。

       

外はカリカリ中はとろ~り。甘い香ばしい大学イモが出来た。熱々も冷めても美味しいです。

フェルトは今日はここまで、続きはまた今度。こうやって分けて作る方が良いのが出来ると思う。
いつも一番の元気をフェルトに入れて行く。

       

台風はどうかな?遠くに行くと良いなあ。明日は北へ行きます。
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