季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

夢叶う 二つ

2015-09-27 21:17:08 | 暮らし Daily life
ずっと前から欲しいと思っていた。
そしてしばらく前から本気で探していた。
作業机。

工房には今、よくある会議室用の長机が一つ。それでいろいろ作っているんだけど、大きなものを作ろうと思ったら幅が足りない。
これから大物に取り掛かろうと思っているので、どうしても机が要る。

フェルト作業用の机。これがなかなかくせもの。
みんな探してると思う。

何しろ強くないといけない。
板は水に強く、摩擦にも剥げなくて傷がつきにくいもの。
そして何より足がしっかりとしている事。とにかく揺らすのでそれに耐えるものでないと。たぶんその揺らし方は尋常じゃないと思う。
フェルト制作を頻繁にすることで発達した私の胸筋とあらゆる腕の筋肉がそれを物語っている。
作業には高さが80cmくらいの高めのが良い。普通の机の高さだと低いので、腰を痛める元になる。

これがなかなかない。ほんとにない。
いろんな先生たちの工房を観て来たけれど、満足の行く机で出来ていると言える人はいなかったんじゃないかと思う。

今回ももう一つ会議室用の机を買って、それで済まそうと思っていた。
それでコーナンに行った。2軒も。でもどちらにもちょうどなかった。
いつもはあるらしい。

それでニトリに行った。
高さや大きさは良いのがあるんだけど、丈夫と言う面で合格のものがなかった。キッチン用のカウンターで良さそうなのがあったけど、とっても高い。
そしてそんなにいろいろ引きだしとかは要らない。

諦めてその日は帰った。そして今朝。どうしても諦めきれなくて、最後の砦、IKEAへ。
私は今までいつか工房が出来た時用に作業机の下見をいろんなところでしてきて、IKEAにあったと思ったので。
IKEAの製品はとにかく丈夫だからきっと見つかる。

それで目当ての売り場に直行していろいろとしっかりと観る。
始めは今一つのしか見つからずに、どうしようかと思ったけれど、それこそ作業机のコーナーで見つけた。
ドリルのコードを収納するパーツが付けられるくらい作業に適している机として売っていた。
これだ!
板とフレームと足をそれぞれで買って自分で組み立てると言う方式。それぞれが低価格なので、全部合わせても予算内に収まる。
素晴らしい!

見つかってほんとうに良かったなあと心から思った。嬉しくて仕方がない。
私が求めていた条件を全部クリアしています。高さの調節もできる。そう、高さで言ったら理想以上。低くも出来る。
後は工房で組み立てて使ってみるだけ。うまく組み立てられますように!使えますように!

それにしても、いろいろな店で、いちいち机に体重をかけたり揺らしてみたりして、売り場の人に嫌がられたと思う。
そしてそんな客いないと思う。こんな机の使い方。


その後はいろいろと興味があるものを観て、この前来たカタログで欲しかったものを探して手に入れた。

いつものチョコレートなどはもちろんだけど、今日の一番の目当てはスパイスミル。
乳鉢とすりこ木です。元々二つ持っている。一つは羊毛の店で買ったインド製の白い大理石の、それは少し小さい。もう一つはスリランカからの金属もの。
それでもその二つよりきっと良いと思われる、今日の品物。
大きさも白いのより大きくて、なんと上下両方が乳鉢になっていて量や使い方で使い分ける事が出来る。
乳棒も両端が別に使えるようになっているすぐれもの。

       

これだけ重いものを海外に行った時に持って帰ることはなかなか出来ない。
それにこれは高くなかった。1900円くらい。
IKEAの人、ありがとう!これは本当に価値があります。

ずーっとずーっと欲しかった理想の机とスパイスミルに出会えて、今日はほんとうにラッキーだった。
良かった~!

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