季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

韋駄天家庭料理人

2015-09-22 20:42:08 | 食べ物 Eat
長いシルバーウィークの一日。
私たちも時間があって娘も休みと言う。彼女はこのところ仕事が忙しく休みもあまりとれてないらしい。それで応援の宅配便を贈ろうかと思っていたけれど、せっかくだし会いたいからデリバリーすることにした。

人呼んで(誰も呼んでない、自分で考えたけど)韋駄天家庭料理人。
特に足が速い訳ではないけれど、日本中世界中どこへでも出かけて、日本はもちろん世界の友人から習った家庭料理を作ることが私のライフワークであるとこの頃気付いてきたので。韋駄天は「夜は短しあるけよ乙女」(森見登美彦著)の韋駄天こたつより拝借。神出鬼没に移動し現れると言う意味から。

出動です。


朝起きて、まず昼ごはんのチャンチャン焼きの仕込み。生鮭を甘味噌に漬けこむ。キャベツを一口大に切って舞茸をほぐしてビニール袋に入れておく。出発まで冷蔵庫へ。

それから水餃子の皮を捏ねてビニールに包んでおく。
具も全部刻んで混ぜてタッパーに入れる。具は鶏ミンチ、白ネギ、ニンジン、キノコ、ニンニク・生姜。この前、内モンゴル出身の友達に教えて貰ったもの。
たれも作って置く。ニンニク薄切りに唐辛子、醤油と香酢を瓶に入れる。
そして出発。

高速が混んでいる予報。それで覚悟して出かけたけど、思ったよりは早く着く。
それですぐにお昼に。
鍋に材料を入れて加熱するだけですぐに出来る。火が通ったら最後にバターと醤油を入れて仕上げる。

思った通り、娘が好きな味だった。良かった。


しばらく休憩して、水餃子作りに。
皮の生地を切って丸く伸ばしてたくさん作る。
そして具を包んで行く。包んだそばから皿に乗せて冷凍庫へ。凍ったらぽろぽろ取ってジップロックで保存。

作りながら娘とゆっくり話す。いろいろ大変な事など。ゆっくりと娘と話せる時間は私にとって大切。いつも不足している。
こうやってちまちまと皮を伸ばして具を詰める作業をしながらしゃべるのは良い感じ。

全部で70個以上も包んだと思う。最後の一群をそのまま多めのお湯で茹でて食べる。
あっさりとしていて美味しい。
ゆっくりとほっこりとして、じゃあねと言って帰途につく。

駐車場までの道にお寺があった。その手水鉢に美しい藻が生えていた。

       

そして彼岸花。ひんやりとした空気とこの花は日本人の細胞に浸みこんでいる季節感。

       

また混んでいる高速を通ってゆったりと帰る。
またご飯作りに行こうと思う。誰よりも何よりも私の家庭料理を産まれた時から食べて来て、体力と気力が下降気味の時はそれを必要とする人だから。
またね~!

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