to be specificは、「あることについて、しっかりとした、確固たる情報を与える」「一般的にではなく、特定して、特殊に、特別に」といった意味で用いられる。日本語では、「具体的に言うと」がこれに当たると思う。
○Practical Example
“Mochizuki, your ideas for the new environmental policy are too general. Please be specific.”
「望月君、きみの新しい環境政策に対する考え方は、あくまで一般論に過ぎない。もっと具体的に話してほしい」
ここで望月君は、新しい環境政策についてどう考えているか、もっと具体的に話してほしい、とお願いされているのである。
●Extra Point
specificの動詞形はto specifyだ。何がほしいか明確にするのであれば、それについて「特に」詳しく言ったり書いたりしなければならない。
◎Extra Example
“Please specify what you want, Mochizuki.”
“I’d like to. But I’m waiting on specific budget details from Noro. When I get those, I’ll be able to be more specific about the policy.”
「望月君、きみは何をしたいのか、詳しく話してほしい」
「そうしたいです。でも、野呂の予算明細を待っています。それをもらいましたら、政策について具体的に述べられると思います」
(昨日、「sureから派生した語にassureやinsuranceがあるが、これらの語と同じように、su-をsh-と発音する語がほかにも一つある」という問題を出しました。答えは……sugarです。みなさんなら、当然おわかりでしたね。あまりにも簡単で、問題として「甘かった」かもしれません。)