“Give me a break.”はよく使われる表現で、日本語の「勘弁しておくれ」「何言ってんだよ」「いい加減にしてよ」に近い。
○Practical Example
“Come on, buddy, and pay the bill, will you? Don’t be so stingy.”
“Give me a break. I paid last time. You pay this time, ‘buddy.’”
「おい、親友。ここはおまえが払えよ。ずるすんなよ」
「何言ってんだよ。このあいだはぼくが出したじゃないか。今度は君の番だよ、『親友』」
最後の“buddy”にはクオテーションマークが付いているが、これは皮肉を表現している。これを言っている人は、明らかに相手のことを親友とは思っていない。
●Extra Point
give meがgimmeと書かれているのをよく目にすると思う。小説や映画の台本などでは、よくこのようにつづられる。これは発音をそのままgimmeとスペルアウトしているのだ。
“Gimme a break, okay? I’m dying of exhaustion, and you’re asking me to drive you home? Jesus.”
「いい加減にしてよ。ぼくはものすごく疲れてるんだ。なのに家まで車で送れって? まったく、もう」
Jesusと最後に言っているが、もちろん「神さま」のことを言っているわけではない。これは状況にもよるが、日本語の「もう」とか、「まったく、もう」に当たると思う。 「神」に関係したことばを使って驚きや怒りなどを表現する言い方はほかにもある。明日のGetUpEnglishで紹介しますね。
みなさんが正解できますよう、「祈ります」。(I “pray” for your success in answering this.)