どうしてここでこんな単語を取り上げるのか、とあるいは驚かれるかもしれない。しかし、今日GetUpEnglishで紹介するのは、みなさんよくご存知の動詞のlikeではない。(be) likeで、多くは発話を導入して、「……言う、…と言っている」、あるいは「……と言った」という意味を表現できるのだ。特にいまの若い人たちはよくこの意味で使う。
以下の例をご覧いただきたい。
○Practical Example
“Jean asked to borrow my car, and I am like, ‘No way, Jean, you smashed it the last time,’ and so she’s like, ‘I won’t this time, Mikiko, I promise.”
「ジーンに車を貸してよと頼まれたけど、わたし、言ってやったわ。『だめよ、ジーン、あなた、このあいだぶつけちゃったじゃない』。そしたら彼女は言ったわ。『今度はぶつけないから。ねえ、美樹子、お願い、約束する』
●Extra Point
likeは、よく知られた「……のような」ともちょっと違う意味で使われることがある。sort ofやkind ofの「……みたいな、……なんか」の意味で使われるのだ。いまの若い人は、よく次なんかみたいな言い方をするのではないだろうか。
◎Extra Example
“So I like went to Shibuya and like met this guy and like we had a like drink but that was like all it was.”
「だから、渋谷なんか行って、男の子なんかに会って、お酒なんか飲んだんだけど、ほんとにそれだけなんかしかしてないんだから」
上の例文にはlikeが4つ使われているが、すべてsort ofかkind ofを代わりに使うことができる。