日本に来た外国人が、電話で「(ところで)失礼ですが……」と言われてしまうと、何のことかわからないし、驚いてしまうことがある。今電話で自分と話している人は、一体何に対して謝っているのだろうか? しかし、電話の向こうの相手は、一体誰が電話をかけてきたのか、何という名前なのか、それを尋ねているのだ。 この「失礼ですが(どちらさまですか?)」に当たる英語で、いちばんよく使われるのは、"May I ask who's calling?"だ。
○Practical Example
"Hello, may I please speak with Mr. Ishizuka in the sales department?"
"May I ask who's calling?" 「お世話になります。販売部の石塚さまはいらっしゃいますでしょうか?」「失礼ですが、どちらさまでしょうか?」
●Extra Point
この言い方にpleaseを付ければ、さらにていねいな言い方になる。
◎Extra Example
"Hello, may I please speak with Mr. Ishizuka in the sales department?"
"May I ask who's calling, please?"
「お世話になります。大変恐れ入りますが、販売部の石塚さまは出社されていらっしゃいますでしょうか?」
「失礼ですが、お客さまのお名前を頂戴できますでしょうか?」
そしてこの返事に「ただいま来客中です」という言い方もよくされると思うが、この「来客中」を英語で言うのはなかなかむずかしい。「××は、いま来客中です」をどう言えばいいか?
それは明日のGetUpEnglishでご紹介します。どうか明日のGetUpEnglishをお楽しみに!