イディオム(熟語、成句)の意味は、文字通りというか、表面上の意味とは必ずしも一致しない。そしてそのようなイディオムが英語にはたくさん存在する! "You said it!"という表現は、全面的な賛成や賛同を示す。日本語では、「まったくその通りだ、そうだとも」という感じになると思う。
○Practical Example
"I really think Mariko's English is the best I've ever heard in a non-native speaker."
"You said it, Pete! She's amazing."
「麻里子の英語はほんとにすごい。ネイティヴじゃないのにあんなに見事な英語がしゃべれるなんて」
「ほんとね、ピート。彼女はすごいわ」
●Extra Point
相手に全面的な賛成の気持ちを示す言い方として、ほかに"I couldn't agree more."がある。
◎Extra Example
"I really think Mariko's English is the best I've ever heard in a non-native speaker."
"I couldn't agree more. Her command of English is simply amazing."
「麻里子の英語はすごい。ネイティヴじゃないのにあんなにうまくしゃべれるなんて」
「ほんとうにそうね。彼女の英語はほんとにすごいわ」
command ofの使い方にご注目。これは誰かの語学力について言及するときは、とても便利な言い方だ。command of a languageは語学力(ability to use a language)のことで、 “You can have a good command of a foreign language.”(外国語がよくできる)、“You can also have a bad command of a foreign language.”(外国語はだめということもある。)とも言える。goodであろうと、badであろうと、command of a languageに対しては、ほとんどどんな形容詞も使える。