昨日紹介した"You said it!"と同じくらい、この “It serves you right.”もよく使われる。しかし、これは日本語の「ざまあみろ、いい気味だ」という意味なので、相手をよく選んで使わないといけない。しかし、そこまで強い罵倒のことばでなく、もっと軽く「無理はない」といった意味で使われることもある。“It serves you right.”のyouの代わりに代名詞や実際の人の名前をあてることができる。
○Practical Example
"Shinzo was bragging so much about how good his English was, and then Rich said to him, 'Shinzo, please speak Japanese with me from now on. I can't understand a word you're saying in English.'"
"Serves Shinzo right. I'm glad he was told off. I really hate him."
「晋三は自分がいかに英語がうまいか自慢していたが、そしてリッチに、『シンゾウ、これからぼくと話すときは、日本語でしゃべってよ。シンゾウの英語、まったくわかんないよ』って言われてやんの」
「まあ、あいつはそんなもんだよ。そんなふうに言われていい気味だ。ぼくはあいつが大嫌いだ」
●Extra Point
上のto be told offは、「小言を言う、しかりつける」という意味。日本語では、「ひどく怒られる、さんざ叱られる」が近いかもしれない。
◎Extra Example
"Gee, my mum really told me off after I broke her favorite Imari vase."
"Well, Gary, it serves you right. You shouldn't be using a valuable vase to put your iPod into."
「ああ、ママのお気に入りの伊万里焼の花瓶を割っちゃって、さんざ叱られたよ」
「ゲーリー、当たり前よ。大事な花瓶にiPodなんか入れるもんじゃないわ」