■紅葉以上に嵐山花灯路の赤信号
抑え気味のCOVID-19なのですが隣国の再拡大が急激である点を踏まえますと一抹の不安はよぎる、ただ自粛の影響は既に厳しい現実も突き付けています。
天龍寺へお散歩へと行って参りました、庭園に入った写真ではありませんが青空とともに紅葉の木々が色づいています情景は中々の絶景で、嵐山は紅葉の季節を終えますと冬の寒さが厳しさを迎える前にもう一つの風物詩、嵐山花灯路、淡い光が集束し夜を彩ります。
嵐山花灯路2021、驚くべきことにこの2021年は花灯路最後の年ということでした、嵐山花灯路のポスターには“17年の歴史に幕”とありまして、12月10日から19日まで最後の花灯路が点灯します。しかし、驚きました、今年で最後という。終わる行事なのか、とも。
東山花灯路も来年三月の、つまり年度内を以て終了するとのことで、これは初冬の風物詩と早春の風物詩が一度に消える事となります。驚いたが残念だ、と一言で済ませられるのではなく、これは協賛企業のCOVID-19による経営悪化の影響なのでしょうが大丈夫か。
花灯路では、天龍寺と宝厳院と常寂光寺に渡月橋を超えて法輪寺、落柿舎と野宮神社とともにライトアップするもので、夜間特別拝観を行う寺院もありますし竹林の小路のライトアップとともに転々と経路を照らす情景は、日常の中の非日常という様な情感を醸し出す。
京都市は市の財政が急激に悪化しています。勿論市役所など長期計画の進展にCOVID-19が重なったものも挙げられるのですが、京都市京都府も、阪神大震災や東日本大震災による自粛機運を遥かに超える、2009年新型インフルエンザ以上の事態を想定していなかった。
花折断層が動いた場合の想定京都大震災、こうしたものと並ぶ経済的な被害、というところでしょうか。京都には製造業もありますが、観光業が主体となっているのは現実というもの、文化財や市街地の物理的被害はないのですが、こうした影響が及んでいる現実です。
都ライト。京都にはもう一つ学生と住民主体のライトアップも行われているのですが2020年度は活動したものの2021年度には、無理であるのは全くその通りなのですが活動できていないのですね。しかし、活動していないだけであり、明確には終了を明言していない。
企業協賛金を求めるのは無理というものです、なにしろCOVID-19の影響が大き過ぎる、一方で、花灯路は紅葉の季節が終わった後の観光需要を維持し、桜の季節の前の観光需要を創出するものであり、観光需要がCOVID-19により掘り起こせないという判断なのか。
花灯路、小さな行燈を並べる現在の方式を維持する事は難しいでしょうが、例えば道路使用許可を得て、有志の自家用車を集め前照灯にて毎時数回短時間点灯を行うライトアップなどならば、参加することも出来ますし、予算を抑えられます。何か方策はあるのでしょう。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
抑え気味のCOVID-19なのですが隣国の再拡大が急激である点を踏まえますと一抹の不安はよぎる、ただ自粛の影響は既に厳しい現実も突き付けています。
天龍寺へお散歩へと行って参りました、庭園に入った写真ではありませんが青空とともに紅葉の木々が色づいています情景は中々の絶景で、嵐山は紅葉の季節を終えますと冬の寒さが厳しさを迎える前にもう一つの風物詩、嵐山花灯路、淡い光が集束し夜を彩ります。
嵐山花灯路2021、驚くべきことにこの2021年は花灯路最後の年ということでした、嵐山花灯路のポスターには“17年の歴史に幕”とありまして、12月10日から19日まで最後の花灯路が点灯します。しかし、驚きました、今年で最後という。終わる行事なのか、とも。
東山花灯路も来年三月の、つまり年度内を以て終了するとのことで、これは初冬の風物詩と早春の風物詩が一度に消える事となります。驚いたが残念だ、と一言で済ませられるのではなく、これは協賛企業のCOVID-19による経営悪化の影響なのでしょうが大丈夫か。
花灯路では、天龍寺と宝厳院と常寂光寺に渡月橋を超えて法輪寺、落柿舎と野宮神社とともにライトアップするもので、夜間特別拝観を行う寺院もありますし竹林の小路のライトアップとともに転々と経路を照らす情景は、日常の中の非日常という様な情感を醸し出す。
京都市は市の財政が急激に悪化しています。勿論市役所など長期計画の進展にCOVID-19が重なったものも挙げられるのですが、京都市京都府も、阪神大震災や東日本大震災による自粛機運を遥かに超える、2009年新型インフルエンザ以上の事態を想定していなかった。
花折断層が動いた場合の想定京都大震災、こうしたものと並ぶ経済的な被害、というところでしょうか。京都には製造業もありますが、観光業が主体となっているのは現実というもの、文化財や市街地の物理的被害はないのですが、こうした影響が及んでいる現実です。
都ライト。京都にはもう一つ学生と住民主体のライトアップも行われているのですが2020年度は活動したものの2021年度には、無理であるのは全くその通りなのですが活動できていないのですね。しかし、活動していないだけであり、明確には終了を明言していない。
企業協賛金を求めるのは無理というものです、なにしろCOVID-19の影響が大き過ぎる、一方で、花灯路は紅葉の季節が終わった後の観光需要を維持し、桜の季節の前の観光需要を創出するものであり、観光需要がCOVID-19により掘り起こせないという判断なのか。
花灯路、小さな行燈を並べる現在の方式を維持する事は難しいでしょうが、例えば道路使用許可を得て、有志の自家用車を集め前照灯にて毎時数回短時間点灯を行うライトアップなどならば、参加することも出来ますし、予算を抑えられます。何か方策はあるのでしょう。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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