イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

共感という選択肢!

2008-10-11 | 第十章「今ここでの恩寵」

 社会人になってからは、人と話をする場合、特に自分の意思が相手に影響を与える立場にいるときは、同意するか反対するかといったことを重視するようになってしまった。

 貴方の考え方はこうである。それに対して、自分の考えはこうである。だから、同意(反対)する。そして、あなたは○○し、私は××という行動をとろう。こんな形である。

 貴方の考え方なども、自分をベースに考えがちで、貴方のこころの世界を大切して時間をかけて聴くことは少ない。忙しいので仕方がないと思うが。

 もう十年近くになるが、カウンセリングの傾聴を学び、共感の意味を教えてもらった。共感は同意ではなく、相手の考え方や感情を深く理解し、相手の立場であったら、そう感じるのは理解でき、自分も貴方の感情に寄り添えるという感情である。

 共感は一歩間違えれば、同意と取られ、後の人間関係を悪くする危険が伴うが、傾聴の極意の一つであることは確かなようである。

 日常の中では、こうした共感をしてもらうことは、意外と少ない(皆無に近い?)かもしれない。深い共感は、日常生活では得がたい、純粋と一致とか愛の一つの表れのように思う。

<純粋と一致4/4>

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