先日立川の昭和公園に行ったとき、夕方近くになると晴天だった天候も曇りがちになってきた。コスモスの花畑も、風が吹き、ちょっと暗雲が立ち込めてきたようであったが、強い茎に支えられたコスモスの花々は、寄り添いながらしっかり咲いていた。
さて、男女、親子、師弟、友人、神仏などに、「私とあなた」という関係がある。そして、その中で大切にされているという本物の実感があれば、それだけで幸福なのだと思う。コスモスの花々と同様に、シンプルで強い。
人間の基本的な感情は、不安感など暗い感情か安心感など明るい感情かと、問われたとき、生き甲斐の心理学では、基本は不安感と教えられる。ひとそれぞれの体験もあり、断言はできないが、私も不安感だと思う。
一日のうち、仕事をしていれば、明るい感情も時にあるものの、大半は暗い感情が多いように思う。暗雲が垂れこめ、風が吹きまわっているのが日常なのかもしれない。
ただ、見渡せば、、「私とあなた」の関係があり、帰っていくところがあるのだ。だからこそ生き永らえているのかもしれない。
<愛の原型>という愛の感じ方の大きな問題が、基幹にあると思うが、ここでは信頼感と不信感を考えてみたい。
<信頼と不信1/4>
人気blogランキングへ <- 1クリックに感謝しています!