イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

疑惑の霧を払う!

2008-11-03 | 第一章「意識と知覚」

 将来の為に躾も大事なので、親は幼い子供と衝突せざるを得ないと思う。自分の記憶の中でも、例えば幼稚園に初めて登園したときに、母親が黙って一人帰って行った後ろ姿を見て、泣きじゃくった記憶がある。

  幼い限られた知識のなかで、裏切られた記憶、他人を疑う疑惑の原型は確実に残り、自分の今の生活の中で、無意識に影響を与えているようだ。 

 ただ、そうした記憶も、親の立場を考えたりし、自分の中で幼いころのまま止まった時計のようになっている解釈を変えると楽になるように思う。  

 さて、変に疑惑感が自分の中に頻繁に発生し、やや心の健康が損なわれているなと感じたときの対処法を考えてみたい。

 ひとそれぞれだと思うが、私は、自分のアイデンティティや具体的な生き甲斐に問題がある時が多いようである。  

 そこで、人生計画や3か月の計画を、そういう時は新たに更新したり、見直しを掛けたりする。すると、霧が晴れたように、変に小さな世界の中で感じる疑惑感を解消し、友好的な感情に切り替わったりするようである。

 私も昨日は、そんな傾向があり、今朝、計画を見直し、気分はすっきりである。

<疑惑・恥辱2/4>  

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幼いころの青い空の記憶!

2008-11-03 | 第一章「意識と知覚」

 3歳のころであっただろうか、家の玄関から、空をずっと見ていた記憶がある。真っ青な空と白い雲。雲がゆっくり移動し姿を変える。

 初老の今。サラリーマン時代と違って、時にのんびりと空を眺めることはあっても、幼いころのように、時間を忘れて空をみることはしてなかった。そんなことに気づき。今日は公園のベンチで、10分以上空を見ていた。ただ、幼い頃と異なり、雑念がいっぱいであった。

 庭を歩いたり、積み木をしたり、絵本を見たり、2-4歳のころの記憶は断片的にある。ただ、楽しい思い出もある一方、けがをした記憶、怖かった記憶、怒られた記憶・・・結構辛い記憶もあるように思う。

 暗い感情の記憶。当時の感情の記憶は定かではないが、泣きじゃくった記憶等、行動に関係する記憶は断片的に覚えている。エリクソンによれば 2-4歳は自律性の育つ時期であり、暗い感情としては、疑惑感・恥辱感などが芽生えるときである。

 そして、当時の疑惑や恥辱に関する、心の奥まで届く原型。どんなものか、いろいろ考えてみたい。

<疑惑・恥辱1/4>

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