今日は久しぶりの青空。朝から陽光が眩しい。ベランダの白いシクラメンも、一層白さを増しているようである。
さて、自分の人生を振り返ると、8歳から12歳のころは不思議な時期のようだ。13歳ごろからの青年期、7歳ころまでの時期、いずれも激動の時期である気がするが、8歳から12歳の時期は、このシクラメンのように、どこか律儀であり実直である印象がある。エリクソンでいうと技能(Competence)の拡大の時期のようだ。
この時期、友情が芽生えたり、学校でも結構まじめに勉強したこともあった。一方、創意工夫の面も出てきて、天体観測等に打ち込むこんだ。一方、父や祖父、従兄達学友と自分を何となく比べて、劣等感を意識したりする。
体格が小さかったことも、劣等感の一つだったようだ。ただ、スポーツは好きで学校では体育が好きで成績もよかった。これもこころの健全な防衛機制の一つ補償だったかもしれない。
ただ、今思うと、劣等感の裏返しか、人をいじめたりして、後で後悔することもあった。
少年時代を思い出すと、今では楽しいが、楽しい思い出の中に既に亡くなった方であることに気づき、寂しい気持ちになったりする。
<劣等感2/4>
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