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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

レッドクリフ part1をつらつら考える!

2008-11-28 | 第一章「意識と知覚」

 先日、話題のレッドクリフを観た。昔、吉川英治氏の三国志を夢中で読んだことがあった。今回の映画は、そのイメージを裏切らず。孔明、関羽、張飛、劉備、曹操、孫権などの登場人物にワクワクした。特に周瑜と孔明は、なかなか見ごたえがあった。

 小喬という美女の登場は、昔読んだかは記憶に残っておらず意外であった。映画では周瑜の妻で、呉の国の絶世の美女、曹操が密かに小喬奪おうという野心を秘め、80万の軍隊を送るとなっている。残念ながら、その赤壁の戦いの前半で映画は終わってしまい、後半は来春のPart2の楽しみということだ。

 この1-2週間、ギリシャ神話で、トロイ戦争の火種になった絶世の美女ヘレネを研究したり、太平記(マンガ日本の古典 さいとう・たかお)を読んだりして、戦争という人間の最大の悲劇と、女性の関係を考えていたので、期せずして同じ問題にぶつかった気がした。

 人間の孤独が歪な男女の関係を生み、下手をすれば国を滅ぼすような悲劇になる。曹操の孤独、人間のもつ恐ろしさの一面を表しているようである。

 話は変わるが、この三国志の時代、日本では魏志倭人伝で邪馬台国が語られている時代である。祖先達はこの時代どう過ごしたのだろうか?

<孤独と親密 4/4>

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