場がギスギスしている時に、ひょっこり現れ、そして何となく場が和む。そんな平和をもたらす人がいるように思う。
宮沢賢治の有名な詩。雨ニモマケズに描かれている人(宮沢賢治がサウイフモノニ ワタシハナリタイという人)の特徴を考えていたら、次のことがあった。
・・・自分のことは勘定にいれずに、良く見聞きし判り、そして忘れず・・・
確かに、こういう人に、・・・北に喧嘩や訴訟があれば つまらないからやめろ・・・と言われれば、やめるかもしれないだろう。
宮沢賢治が、この詩で人間の理想を描こうとしたのは確かであり、その中に平和をもたらす人の基本的なエッセンスが見事に把握されているように思う。
聖書にもある、「幸いなるかな平和をもたらす人」(これも人間の理想像を描いている山上の教訓の一節)、どんな人かを今日はのんびり考えてみよう。
<平和 4/6>
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