ある方の訃報に接し、ご個人の足跡を拝見させていただくことがあった。
普段日常の中では、なかなかご個人の足跡を詳しく知るチャンスは少ない。まとまった年譜の形で拝見させていただくと、様々な想いがこみ上げてくる。
人それぞれの固有の足跡や生育史。深く知れば知るほど、その人について、日ごろの浅い思い込みやイメージを恥じる。そして、より優しくその方を想うことができる。
その眼で、自分の生育史に想いを馳せると、より自分を受容できるように思われる。少し、優しい人間になれたように思えてしまう。
公園で、花を愛でたり楽しんでいる人達の後ろに、人それぞれの歴史があること。今日は、しんみり考えてしまう。
<堂どうめぐり 4/4>
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