楽しい外食でAランチにするか、Bランチにするかという迷いもあるが、自分の人生を大きく左右するような大問題・迷いもある。
大問題では親しい誰かに相談するとか、専門家に相談するとか、占いをする?とか、いろいろあるだろう。
ただ、問題が大きければ大きいほど回答は自分の中にあるという、生き甲斐の心理学の考え方が私は好きだ。元来外資系のマーケティングの職も経験したため、シナリオライティングとか賛否両論リストアップなどの手法も知らないではないが、そうした知識をもってもモヤモヤする大問題は沢山あるのだ・・・
回答が自分の中に必ずあるのだが、自分でもその回答が見えてこない。生き甲斐の心理学的には、自分の生育史からくる14の防衛機制で回答が見えなくなっていると考えるのだ。
こういう場合、自分の中にある回答を見やすくする臨床心理学の知恵は、例えばロジャースの6条件(受容、共感、純粋と一致として有名でもある)である。これは、企業などでも例えばコーチングなどに応用されているようで、上から目線でああだこうだと言うのではなく、相手に共感しつつ温かく見守る中で、発見学習的に自ら回答を見つけていく手法のようだ。もちろん、心理療法やカウンセリングの本家でも応用されている。
さらに、文化遺産の中に、こうした6条件に近い心理的状況を導くものもあるように最近感じている。芸術作品とか神社・仏閣・教会(これは、生育史の問題というより魂の問題かもしれないが)とか・・・そして、そんな文化遺産に触れる旅なども、大事だと思う。
因みに、私の所属するNPOCULLは生き甲斐の心理学を普及することで、こうした問題を自ら解決したり、隣人として支援できる人を養成している。
来年の1月29日(水)の午後に、四ツ谷で簡単な紹介と皇居周辺の小旅行を計画しているので、ご興味があれば参加くださいね。 ちょうど、一年の計を考える月でもあるので。
旅の準備 ① 2/10