『ジャンクSPORTS』「アスリート料理の鉄人頂上決戦SP」。
今回は豪華に3チームによる対決。
まず「女性アスリートチーム」は大菅小百合、古閑美保、三宅宏実の3名で「洋」。
続いて「大相撲力士チーム」は千代大海、雅山、豊ノ島の3名で「中華」。
最後に「アスリートの奥様チーム」は高岡由美子、矢沢心、番ことみの3名で「和」。
審査員は落合務、石田純一、高嶋ちさ子の3名。
それぞれのチームで1人ずつが「前菜」「スープ」「メイン」を作り、審査員がそれぞれ試食して総合的に判断。
具体的な具材の分量はテレビでは示されていなかったのが残念ですが、大雑把に進行内容だけレポートしましょう。
公式サイトでレシピが提供されればいいのですが・・・。
ジャンクSPORTS公式サイト:
ジャンクSPORTS
★追記★ 公式サイトでレシピが掲載されました。
アスリート料理の鉄人頂上決戦スペシャル|ジャンクSPORTS
まずは
「前菜」。
「洋」の大菅小百合は
「秋のセレブ風カルパッチョ」。
フォアグラを賽の目に切って小麦粉をまぶしてソテー。
白身魚(ヒラメ)の切り身に胡椒を振り、ガスバーナーで軽く焦げ目をつけます。
松茸を薄切りにしフライパンでソテーし、炙ったヒラメの上に載せます。
焼いたフォアグラ、賽の目に切った柿、トマト(?)、イタリアンパセリを散らし、バルサミコ酢とオリーブオイルのドレッシングを全体にかけて完成。
高島ちさ子「時々甘くて、時々塩っぱくて、色々な味が楽しめる」
落合務「フォアグラと魚のカルパッチョがこんなに合うなんて、今日の今日まで知りませんでした。勉強させていただきました」とのコメント。
「和」の矢沢心は
「秋ガツオのスタミナなめろう」。
カツオを鉄串に刺してガスコンロで表面を炙り、タタキにしました。
ネギ、しょうが、大葉、みょうがのみじん切りにカツオのタタキの細かく刻んだものを混ぜます。
醤油、みりん、オリーブオイルをたらし、包丁で細かくしながら混ぜてなめろうを作ります。
生卵の黄身を取り、味噌、にんにく、砂糖を入れてかき混ぜて黄身ダレを作ります。
お皿になめろうを盛り付けてごまをトッピング。さらに黄身ダレ、刻んだパプリカ、大葉、海苔を配して完成。
海苔の上に大葉を載せ、さらになめろう、パプリカを載せ、黄身ダレを垂らしていただきます。
落合務「さっぱりしていて、黄身ダレをかけるとまた違った味が楽しめて、素晴らしい出来です」とのコメント。
「中華」の雅山は
「中華エビ揚げパン」。
油の少し入った中華鍋ににんにくと生姜のみじん切りを投入、皿に海老の頭と殻を入れて炒め、皿に紹興酒も投入。海老をすりこぎでつぶして布で漉しました。
ゆで卵とたまねぎを細かく刻み、マヨネーズ、漉した海老のダシ汁を混ぜ、タルタルソースを作りました。
海老の背わたを取り、包丁で刻み、さらに包丁の背でたたきます。
耳を切って1/4ぐらいに切った食パンにたたいた海老を載せ、溶き卵にくぐらせ、揚げて完成。
タルタルソースにつけていただきます。
石田純一「見た目と全然違う。これウマイ!」
高嶋ちさ子「普通のタルタルソースじゃない「ひと工夫」が効いていて素晴らしい」
落合務「海老がゴロゴロしている、その食感がいいですね」
とのコメント。
いずれも甲乙つけ難しという感じでした。
続いて
「スープ」。
「洋」の三宅宏実は
「秋大根ラビオリのコンソメスープ」。
牛すね肉をミンチにし、これと鶏ひき肉、タマネギ、セロリ、ニンジン、にんにくのみじん切り、さらにたまごの白身とタイムもを鍋に投入。
水を入れて煮立てると卵白がアクを取り、透き通ったスープができます。
具材を漉してコンソメスープの出来上がり(具材を食べないのが贅沢ですね)。
続いて大根を薄く輪切りにし、刻んだ鶏軟骨と鶏ひき肉を乗せ、ラビオリのように折り曲げ、フライパンで軽く炒めます。
これと舞茸をスープに入れて完成。
石田純一「濃厚なスープですね。素人の味じゃないと思います。天才だと思います。」
落合務「軟骨も美味しいね。コリコリして」
とのコメント。
「和」の番ことみは
「大和芋のハート団子汁」。
鶏もも肉を食べやすい大きさにカット、しめじはざく切りに、ゴボウはささがきにします。
ニンジンは輪切りにしてハート形にくりぬきます(笑)。
鍋に入れた昆布とカツオの合わせダシに具材を投入。
ヤマトイモをすりおろし、スプーンで丸くして鍋に投入して少し煮込んで完成。
落合務「これだけで3杯ぐらいいけるね。軽いし」
高嶋ちさ子「品のいいお味で、家庭料理の味が出ています」
石田純一「大和芋、いいですね。押さえるとこ押さえてますね」
とのコメントでした。
「中華」の豊ノ島は
「豆乳ワンタン勝ち越しスープ」。
ワンタンを作ります。具には松茸、鶏ひき肉、ネギ、生姜のみじん切りを入れます。調味料も何か入れた模様。
鍋に豆乳を入れ、具材を豆乳。
具材はワンタンのほか、豊ノ島の実家の豆腐屋さんで作っている「勝越しとうふ きぬ」、松茸、チンゲンサイ。
少し煮込んで完成。
ところが、高嶋ちさ子「ウッ、・・・初めて食べる味です、コレ」
石田純一「(顔を少ししかめて)面白い味ですよね!」
落合務「豆腐“は”おいしいですね。中華風ラビオリ入りポタージュって感じ。ビックリしちゃう味ですよね」
などとコメントに苦労しているようでした(笑)。
そして最後は
「メイン」。
「洋」の古閑美保は
「セレブ風・秋のチキンクリーム煮」。
フライパンでそれぞれ刻んだマッシュルーム、エリンギ、椎茸、たまねぎ、にんにくを炒めます。
マデラ酒を投入。
小麦粉をまぶしてフライパンで焼いた鶏もも肉にブランデーを投入してフランベ。
少し赤身が残っているように見えましたが、その状態で皿に取ります。
キノコを炒めたフライパンに鶏もも肉を入れ、蓋をして少し煮込みます。
生クリームをかけて全体に馴染ませます。
皿に取り、スライスしたトリュフを散らして完成。
落合務「鶏肉の火の通し加減は教わっても出来ないもの。天性のものですね」
高嶋ちさ子「このソースがもの凄く美味しいですね」
石田純一「このソースは完璧だね」
「中華」の千代大海は
「秋野菜のピリ辛坦々風おこげ」。
長ネギをみじん切りにします。高速で刻みながらカメラ目線で微笑む余裕(笑)。
脂を垂らした中華鍋ににんにく、生姜、豆板醤を投入して刻んだネギを投入。
豚ひき肉も投入し、炒めます。
甜麺醤、練りごまも投入。
ご飯を揚げて中華お焦げを作り、平皿に取ります。
茄子、黄パプリカ、赤パプリカ、エリンギの素揚げしたものと銀杏もその上に配します。
特製坦々ソースは別の器に入れて完成。これをかけると、お焦げがジュッと音がしていかにも中華。
石田純一「これはもう、プロですね」
高嶋ちさ子「盛り付けも品が良くて、味もしつこすぎない」
落合務「こんな繊細な人たちだったんだなぁと改めて感じました」
とのコメントでした。
「和」の高岡由美子は
「栗入り豚角煮・銀杏おこわ添え」。
圧力鍋に豚バラ肉のブロック、しょうが、ネギを入れ、しばらく煮込みます。
梅干しを包丁で刻みます。
万能ネギも小口切りに。
柔らかく煮えた豚バラ肉を大きめにカット。
生の餅米をレンジで炊き上げ、おこわを作ります。
これに銀杏、山椒の実、刻んだ梅干しを混ぜます。
汁を捨てた鍋に豚バラ肉をもどし、醤油、酒、みりん、砂糖で作ったタレをかけ味を染み込ませます。
更にゆで卵、栗を投入し、火をかけます。
おこわと豚バラ肉、栗、ゆで卵を皿に盛りつけて完成。
落合務「んー、うめぇなこの肉!」
高嶋ちさ子「本当に美味しいですね、このお肉」
審査結果は「洋」の「女性アスリートチーム」が優勝!
講評は次の通りでした。
高嶋ちさ子「味は王道を行くおいしい料理で、それでいて魅せるワザもありました。凄く美味しかったです」
石田純一「アスリートの皆さんは手際もよく真剣に新鮮な姿を見せていただいて、味もまた自分たちの想像を超えるようなおいしい料理を出してくださった」
落合務「技術がきちんと活きて、活きた技術が味になっている。これが一番の決め手。ですが、どの方も点数としての差はないですね」
個人的にも9つの料理のうち、「洋」の3つの料理を食べてみたいと思いました。