中日新聞で女子スポーツのユニホームに関する記事が大きく出ていました。
メインのトピックはロンドン五輪のサッカー女子予選で、イラン代表チームが「ヘジャブ」というかぶりものをしていたことが競技規則に違反するということで不戦敗になったこと。
競技規則第4条「競技者の用具」から:競技者は、自分自身または他の競技者に危険な用具を用いる、あるいはその他のものを身につけてはならない(あらゆる装身具を含む)。
国際サッカー評議会は、かぶりものに相手の手などが引っかかった場合、首を絞められた状態になりうると判断したとのことだが、スパイクだって十分危険な用具だと思うけど・・・。
これは宗教が絡む問題であり、寛大な措置をとるとか、「ヘジャブ」の代わりになる安全なかぶりものを提案するとかできなかったもんですかね。
さて、ユニホームつながりで取り上げられたのが女子バドミントンのスカート義務化。6月から実施の予定だったが、直前の世界バドミントン連盟(BWF)の総会で事実上、撤回されたとのこと。
BWFのHPでは「魅力的な選手のスタイルは、バドミントンを老若男女に関心を広げていくための重要な要素」という “弁明” を掲載したということだが、アホなことを(笑)。
セクシーなユニホームを選手が着ていれば、そりゃぁ観客は増えるだろうし、北京オリンピックのときはオグシオのワンピースユニホームがスポーツ紙をにぎわせたけれど、義務化はイカンでしょう。
まぁ、撤回されたのは当然か。
記事ではフィギュアスケートの衣装、ビーチバレーの水着についても触れています。
オマケ画像(笑):2008年北京五輪後のヨネックスオープンジャパンでの
ワンピースユニホーム(左:廣瀬栄理子選手、右:末綱聡子選手、前田美順選手)