大隈重信記念館の訪問で8月2日の観光は終わり。
一旦ホテルに戻り、水のシャワーで身体の汗を流し、冷やした後は
ドラッグストアで買い物をした後、ノープランで飲食店を物色。
ところが時間が早かったせいか良さげな店もまだクローズド。
ようやく18時になって『魚と串の醉月』に入店。
鯛だしラーメンがイチオシの店のようです。
まずは喉を潤すためにホワイトホースのハイボール。
めちゃめちゃウマイ! というか、するする喉を通っていきました。
お通しは「アゲマキの酢味噌和え」。
アゲマキ(二枚貝)を出してくるところは、さすが佐賀。
身がプリプリで非常に美味でした。
次いで、お通しが出る前にオーダーしていたので被ってしまった「ヤリイカの酢味噌和え」。
とはいえ、こちらも身がプリプリで美味でした。
(撮影したつもりが撮れていませんでした。)
焼酎『壱岐スーパーゴールド』の炭酸割り。美味。
「アスパラの天ぷら」。塩が振られていてそのままいただきました。
カラッと揚がっていて美味でした。
「ガーリックシュリンプ」。
香りが食欲をそそりましたが、食べてみたら
ちょっと火が通り過ぎていて若干硬くなっていて残念。
せっかくなので日本酒も。佐賀の『純米吟醸 万齢』。
角枡や受け皿なしにグラスに並々と注がれたのでビックリしましたが、美味。
こんな感じでお腹もいっぱいになったので店を出ることに。4,800円。
佐賀県立博物館を出て、まだ少し観光に時間があったので、
大隈重信記念館へ。実は恥ずかしながら大隈重信が設立した大学の卒業生なもので・・・。
(日本女子大卒業生ではありません。笑)
で、佐賀城跡を横目に見ながら徒歩移動。
城マニアとか歴史ファンには石垣が堪らないのかもしれませんが、
ワタシの琴線には触れないのでスルー。
途中に鍋島直正公の銅像がありました。
ワタシは全く存じ上げませんでしたが、ネットで調べると
幕末の佐賀藩主で「佐賀の七賢人」の一人だそーで。
さらに道中、『さがレトロ館』なる西洋風建物が。
ネット検索すると、「明治時代、佐賀県の警察部庁舎として建てられた、
レトロモダンでおしゃれな洋風建築の建造物です。県では平成20年に耐震改修を行い、
以来、令和3年までレストラン及び物販施設として活用していました。」
とありますが、活用方法はまだ途上のようです。写真撮影のロケ地には良さげですが。
さらに延々GoogleMapに従って歩くと、ようやく『大隈重信記念館』に到着。
入館料は330円。入り口ではいろんな販売グッズが。
大隈重信ポストカードや早稲田大学ロゴ入りネクタイなど。
何も買わなかったけれど(笑)。
あいにく『大隈重信記念館』の外観は改装中でご覧の通り。
中はコンパクトながら豪華な造りでした。
撮影禁止っぽかったので撮影しませんでしたが、大隈重信候の豪華なガウンやら
義足などが展示されていました。
また、(当たり前ですが)大隈重信候の実績がわかりやすく解説されていました。
史跡 大隈重信旧宅。茅葺と瓦葺の純日本家屋。
ちょっとビックリだったのが、玄関の造り。
外と中の区切りがあまりにもあっさりしているような・・・。
戸や襖を外すとスカスカになり、風通しのいい日本家屋。
大隈重信候は囲碁を嗜んでいたのかな?
別アングルから旧邸をもう一枚。
大隈重信候の銅像。某大学内にある銅像とはずいぶん違う軍服姿。
大隈重信記念館からホテルまでの帰り道も徒歩。今日はひたすら徒歩。
道路を見ると、あちこちの下水道の蓋やらタイルなどにムツゴロウが。
デザインが微妙に違っていて、佐賀市のムツゴロウ推しの度合いがわかります。
佐賀県立美術館からそのまま廊下を渡って佐賀県立博物館へ。
まずは巨大な恐竜がお出迎え。佐賀県とは関わりなさそうだけど(笑)。
一番興味深かった展示物がコレ。有明海の干潟の生物。
ワラスボやらムツゴロウの生態がわかりやすい。
日本史の授業で学ぶ「銅剣」「銅鉾」「銅鐸」。
「銅剣」「銅鉾」は重要文化財アリ。
「銅鐸」は15cmほどのちっこいモノ。
企画展『関係するアート展vol.4』。ここは500円。
入り口が、すだれをくぐり抜ける感じになっていてオモシロイ。
この企画展は主催が佐賀県で、地元アーティストの発掘のためにしているよう。
特に面白かったのが小林一緒氏の『無題』。
スーパーで購入した弁当や惣菜、外食店のメニューを絵にしています。
作者はスーパーマルエツがお気に入りのようで(笑)。
精巧に作られたペーパークラフトの乗り物群。作者は伊藤輝政氏。
こんな感じで佐賀県立博物館も楽しめました。
徹夜作業で記事作成して、予約したリッチな朝食をいただいたら、
ようやく眠気が出てきて3時間ほど睡眠。
起きたら記事読者から間違いを指摘されていて、慌てて修正&お詫びメッセージ。凹む。
丸一日の撮影のため、下半身は筋肉痛、さらに腰痛、脊柱起立筋もダメージと肉体はボロボロ。
座ったり立ったりがなかなかできない。起き上がる時は生まれたばかりの子鹿のようなレベル(涙)。
その後2時間ほどホテルの部屋でボケボケしていましたが、まだ3時間ほどは観光できると決行。
ホテルは佐賀駅から離れているものの、佐賀城跡公園に近いので、その近辺の観光スポットに徒歩で。
まずは佐賀県立美術館。その土地の美術館・博物館に行くのが最近のマイブーム。
美術館では『SouMaの世界展』が開催されていました。
この企画展だけ有料でしたが、ほかのスペースは全部無料でビックリしました。
超絶技巧の紙細工の作品がたくさん。一部を除いて撮影OK。
学芸員さんとは思えないスタッフの方がたくさんいたので、撮影をお願い。
ウエスト周りの成長が気になります(笑)。
(撮影の時だけマスクを外しています)
佐賀県排出の画家・岡田三郎助の展示スペースも閲覧無料。
8月1日は朝から晩まで仕事でこのブログに上げることがありません。
本当は朝 間違ったバスに乗ってしまい、途中で気がついたのですが、
降りて目的地に行くまで15分余計にかかったとか、二日酔いで午前中は意識朦朧だったとか、
バドミントンの試合が夜9時近くまでかかって、帰りのバスがなくなって
45分ほど歩いてホテルに戻ったとかの些事はありましたが(涙)。
しかも、ホテルに帰ってシャワーを浴びた後はひたすら撮影した画像のセレクトと記事作成。
パリ五輪の記事も重なっていて朝7:45ぐらいまでかかりました。
で、8:00に予約していたホテルの3階にあるイタリアンの『il_Sorriso』で朝食を。
店内はこんな感じ。こぢんまりしていてシック。
この日の来客はワタシひとり。ちょっと申し訳ない。
余談ながら宿泊ホテルはオーベルジュで元々はドミトリーで運営する予定だったみたいですが、
コロナ禍でそうもいかず、4人以上のドミトリーをファミリー向けに提供するようになったとのこと。
なので、普通のビジネスホテルよりも料金は高価ながら、アホみたいに広いスペースが宿泊室。
まずはジャガイモのポタージュ。
クルトンが黒っぽくてトリュフか?と思いましたが、そうでも無いよう。
もちろん美味しかったデス。
次いで出されたのがパン。飲み物もどうぞと言われましたが、
トマトジュースを飲むのは超・久しぶり。
子供の頃は大嫌いだったのですが、飲んでみたらそれほどでもなく、
全部飲み干しました。
メインは(たぶん)ほうれん草入りのオムレツ。
手前の茶色いのはマグロの頬肉だそうで、温かい料理。
食べてみて最初は肉料理かと思いましたが、
何か覚えのある味だと思ってシェフに聞いていたらマグロでした。
ちょっと懐かしさのようなものを感じました。
オムレツより上にあるものは焼きカボチャも含め、全て冷製。
茄子の煮浸しっぽいものも。
さすがにお腹いっぱいになりました。
最後はなんとか茶の紅茶。
シェフと写真談義で1時間ほど滞在したため、
熱い紅茶が冷めたのか、もともとそうだったのかわかりませんが、
食後に口周りがスッキリしました。トータル2,200円。
部屋に戻り、ようやく睡魔も訪れて、3時間ほど眠りました。