佐賀県立美術館からそのまま廊下を渡って佐賀県立博物館へ。
まずは巨大な恐竜がお出迎え。佐賀県とは関わりなさそうだけど(笑)。
一番興味深かった展示物がコレ。有明海の干潟の生物。
ワラスボやらムツゴロウの生態がわかりやすい。
日本史の授業で学ぶ「銅剣」「銅鉾」「銅鐸」。
「銅剣」「銅鉾」は重要文化財アリ。
「銅鐸」は15cmほどのちっこいモノ。
企画展『関係するアート展vol.4』。ここは500円。
入り口が、すだれをくぐり抜ける感じになっていてオモシロイ。
この企画展は主催が佐賀県で、地元アーティストの発掘のためにしているよう。
特に面白かったのが小林一緒氏の『無題』。
スーパーで購入した弁当や惣菜、外食店のメニューを絵にしています。
作者はスーパーマルエツがお気に入りのようで(笑)。
精巧に作られたペーパークラフトの乗り物群。作者は伊藤輝政氏。
こんな感じで佐賀県立博物館も楽しめました。
徹夜作業で記事作成して、予約したリッチな朝食をいただいたら、
ようやく眠気が出てきて3時間ほど睡眠。
起きたら記事読者から間違いを指摘されていて、慌てて修正&お詫びメッセージ。凹む。
丸一日の撮影のため、下半身は筋肉痛、さらに腰痛、脊柱起立筋もダメージと肉体はボロボロ。
座ったり立ったりがなかなかできない。起き上がる時は生まれたばかりの子鹿のようなレベル(涙)。
その後2時間ほどホテルの部屋でボケボケしていましたが、まだ3時間ほどは観光できると決行。
ホテルは佐賀駅から離れているものの、佐賀城跡公園に近いので、その近辺の観光スポットに徒歩で。
まずは佐賀県立美術館。その土地の美術館・博物館に行くのが最近のマイブーム。
美術館では『SouMaの世界展』が開催されていました。
この企画展だけ有料でしたが、ほかのスペースは全部無料でビックリしました。
超絶技巧の紙細工の作品がたくさん。一部を除いて撮影OK。
学芸員さんとは思えないスタッフの方がたくさんいたので、撮影をお願い。
ウエスト周りの成長が気になります(笑)。
(撮影の時だけマスクを外しています)
佐賀県排出の画家・岡田三郎助の展示スペースも閲覧無料。
8月1日は朝から晩まで仕事でこのブログに上げることがありません。
本当は朝 間違ったバスに乗ってしまい、途中で気がついたのですが、
降りて目的地に行くまで15分余計にかかったとか、二日酔いで午前中は意識朦朧だったとか、
バドミントンの試合が夜9時近くまでかかって、帰りのバスがなくなって
45分ほど歩いてホテルに戻ったとかの些事はありましたが(涙)。
しかも、ホテルに帰ってシャワーを浴びた後はひたすら撮影した画像のセレクトと記事作成。
パリ五輪の記事も重なっていて朝7:45ぐらいまでかかりました。
で、8:00に予約していたホテルの3階にあるイタリアンの『il_Sorriso』で朝食を。
店内はこんな感じ。こぢんまりしていてシック。
この日の来客はワタシひとり。ちょっと申し訳ない。
余談ながら宿泊ホテルはオーベルジュで元々はドミトリーで運営する予定だったみたいですが、
コロナ禍でそうもいかず、4人以上のドミトリーをファミリー向けに提供するようになったとのこと。
なので、普通のビジネスホテルよりも料金は高価ながら、アホみたいに広いスペースが宿泊室。
まずはジャガイモのポタージュ。
クルトンが黒っぽくてトリュフか?と思いましたが、そうでも無いよう。
もちろん美味しかったデス。
次いで出されたのがパン。飲み物もどうぞと言われましたが、
トマトジュースを飲むのは超・久しぶり。
子供の頃は大嫌いだったのですが、飲んでみたらそれほどでもなく、
全部飲み干しました。
メインは(たぶん)ほうれん草入りのオムレツ。
手前の茶色いのはマグロの頬肉だそうで、温かい料理。
食べてみて最初は肉料理かと思いましたが、
何か覚えのある味だと思ってシェフに聞いていたらマグロでした。
ちょっと懐かしさのようなものを感じました。
オムレツより上にあるものは焼きカボチャも含め、全て冷製。
茄子の煮浸しっぽいものも。
さすがにお腹いっぱいになりました。
最後はなんとか茶の紅茶。
シェフと写真談義で1時間ほど滞在したため、
熱い紅茶が冷めたのか、もともとそうだったのかわかりませんが、
食後に口周りがスッキリしました。トータル2,200円。
部屋に戻り、ようやく睡魔も訪れて、3時間ほど眠りました。
佐賀県出張でまず食べたいのが佐賀県の郷土料理。
佐賀牛とか呼子のイカの活き造り(唐津市)が思い浮かびます。
調べてみると、シシリアンライスや鯉(洗い・鯉こく/小城市・有田町)も有名料理らしいですが、
ワタシにとってはワラスボ・ムツゴロウあたりが佐賀名物の代表格ではないかと。
で、ネット検索したら、宿泊ホテルからすぐのところに郷土料理を食べさせてくれるところがありました。
『八幡 佐賀』。まだ明るいうちに入店したので客はワタシ一人。
対応してくださったのがおばあちゃんのおかみさん一人。ウチの母とタメか少し若いぐらいか。
もう一人というか一匹、相手をしてくれたのが白黒のネコ。たぶんオス。
特にワタシを嫌うことも、あえてすり寄ることもなく、自由な感じ。
店内の適当な場所でまったりしていたり、カウンター席に駆け上がったかと思うと
厨房に入って行ったりと、まさに好き勝手。自由(笑)。
店内はこんな感じ。昭和で絶滅した火鉢なんて、これが暖房器具ですからねぇ。
令和生まれの子供たちはどう思うのでしょうか?
電話機。これはさすがにワタシも使ったことがありません。
電話交換手という職業が生まれつつある時代の産物。
さて、料理。まずはノドを潤わさなければなりません。
佐賀県の日本酒を注文したいところですが、まずはビール。
いよいよ佐賀名物のワラスボです。エイリアンのようなグロテスクな魚として有名。
一度食べてみたいと思っていました。
日干しにしたものを唐揚げにしているとのことでしたが、
さすがにこのような調理法では、どのような食材でも同じような味になる気がします(笑)。
とはいえ、ビールによく合うおつまみとなっていました。
続いてムツゴロウの煮付け。白身魚で、生姜入りの醤油で煮付けにし、甘口。
頭と中骨を残したら、「全部食べられるんですよ」と言われたので全部食べて返しました。
クチゾコ(口底)。舌平目の一種で有明名物。
料理方法を指定せずに注文したら、また煮付けで出てきました。
単品だけで評価すると美味しいのですが、似た料理が続くとちょっと・・・。
締めに注文した「当店名物」という瓦そば。思ったより分量が多い!
そして漬けダレが超甘い! これはさすがに全部食べるのがしんどかった(食べたけど)。
「せっかくなので、佐賀の日本酒を何かください」と尋ねたところ、
出してくれたのが『超辛口 天山』。
ワタシのバカ舌では超辛口とは感じませんでしたが、
甘ったるい瓦そばのタレを流し込むには良い選択でした。
通りのあちこちには『SAGA2024』の旗が。
コレ、高校総体のためのデコレーションかと思っていたら、
秋の国体のためのものらしいです。
今日から佐賀入りします。
三重から名古屋に出て、新幹線で博多まで。そこから佐賀へ。のんびり鉄道移動します。
名古屋での乗り換えの時、ものすごく沢山のSPがあちこちにいてビックリしました。どなた様がお出ましだったのでしょうね?
博多から佐賀へ! 佐賀県への踏み入れはたぶん初。
YAHOO!乗換案内の示すまま、博多駅でJR特急リレーかもめ33号の自由席(1,000円)に乗り換えて佐賀へ。
自由席でも内装はシックながら豪華。いわゆる昔の網棚部分が飛行機のように蓋つきになっていてビックッリ!
車窓はのどかな昔ながらの日本の原風景的な情景。
どこかの森林はソーラーパネルに置き換わっているようですが、ここいらは現状のまま残しておいて欲しいものです。
あと、佐賀到着の一つ前の駅から電車が動き出して、「あと7分ほどで右手に吉野ヶ里歴史公園がご覧になれます。ぜひお越しいただければ・・・」的なアナウンスがあったのが、ちょっとほっこり。