田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

金星・木星に三日月のランデブー

2008年12月01日 | 日記
12月1日(月) 快晴 無風 暖かな一日 夜には風も冷たくなる

一年の最後の“師走”とか“臘月”と呼ぶ月に変わった。
この月は俺にとっても重要なもので、生まれてから一年の区切りがここにある。
そう云う俺にとっては記念すべき月の始まりなので早朝から起きだして構えた。
予想どおりに東の空は赤からオレンジ色へ変わるいつものスペクタルがはじまった。
毎朝のことながら少しずつ位置をずらしての日の出もついに隣の集落との境から昇ってきた。


陽も高く昇ぼり太陽が白く輝いたところに、日の出と同じ所でわらでも燃やしているのか煙が昇った。
風はなく垂直に上る白い煙が空の青色を吸収しているように見える。
長閑な初冬の農村とでもいうのだろう。


午後にYTさんが明日のプレゼンの打ち合わせに来るというので彼女に合わせた資料を整えた。
12時を過ぎて外の様子を見ようと玄関を出ると横に置いたカメのなかに新聞紙に包んだ長いものがはいいている。
誰かが持ってきてくれたか?


昼には部屋の中も暖かく6年以上そのままで毎年花を見せてくれるシクラメンが咲いた。
ミニが付く小さな花だが植木鉢も小さく我が家にきてから植え替えをしたことがないと思うが・・・・
沢山のつぼみを持ってこれからの季節たのしませてくれる。
これ以外のも長い間我が家で花を見せるシクラメンは2鉢まだ外に置いてある。


YTさんが来たのは13時きっかり予定通りだった。
スライドを見ながら読み合わせ、説明が長くならないようにすると云う。
12枚のスライドを15分間で写すのは緩急つけてちょうどよいだろう。
一時間の作業で終えて急いで帰って行った。
玄関の山芋の包みを開いてみると隣の集落のYYさんからだとわかった。
それは長い芋を丁寧に掘った様子がわかる。
彼は自分の持ち山で毎年自然薯を掘ったものを届けてくれている。
前に一度掘るのを手伝わせてもらったが見事に途中で折ってしまったのだ。
YYさんの慎重に掘る仕草が目に浮かぶ・・・・


五時過ぎには外は暗くなり、西の空には“月”“金”“火”と仲良くランデブーをしていた。
今日は木星と金星が一番近くに接近して見えるというので楽しみにしていた。
雲ひとつない天気のせいで三日月も細い線とうっすらと丸い形を見せてくれていた。
冷たい風の中なんだか嬉しい気持ちになった。
コメント (17)
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